DAY 1 10月20日(木) 開場/受付開始 9:30-   DAY 2 10月21日(金) 開場/受付開始 9:00-
ポストプロセッサ/CFD最適設計(Ⅰ)   軽量化技術と構造性能の最適設計技術   プリプロセッサ/航空宇宙・ターボ機械・他、最適設計(Ⅱ)   高速計算技術とクラウドコンピューティング
基調講演   フリー体験コーナー&サポートコーナー   FieldViewワークショップ   Pointwiseワークショップ
ここが見どころ!!
高速計算技術とクラウドコンピューティング プログラム
10:00 – 10:30
ヴァイナスの高速計算技術とサービス紹介
弊社 営業部 HPCソリューション推進担当 山本稲実
大規模化・細密化する科学シミュレーションにおけるボトルネック(計算速度、精度)の課題を解決するヴァイナスの各種ソリューションを紹介します。
10:30 – 11:00
SMS製品紹介とSMS-AMGの並列化への取り組み
弊社 プロジェクト推進部 高速計算技術グループ 伊田 明弘
数値シミュレーションコードの高速化・高安定化にご利用頂ける弊社線形ソルバSuper Matrix Solver(SMS)をご紹介します。現在、かねてより多数ご要望頂いていた並列版SMS-AMGの開発を進めており、その取り組みについてお話いたします。
11:00 – 11:45
【特別講演】
超伝導のエネルギー・医療応用研究における電磁界解析
京都大学大学院
工学研究科 電気工学専攻 教授 雨宮 尚之 様
超伝導をエネルギー分野、医療分野に応用するための研究を展開していますが、その中で数値電磁界解析が大きな役割を果たしています。今回は、超伝導送電ケーブルや重粒子線がん治療装置の超伝導による小型・高機能化の研究におけるSMS-BEMを活用した解析について紹介します。
11:45 – 11:50 ブレイク
11:50 – 12:35
【特別講演】
大規模並列計算の設計適用の実現にむけた戦略
東京大学
生産技術研究所 特任研究員 小野 謙二 様
大規模並列計算を利用した工業製品の設計には,シミュレータ自体の高度化だけでなく、プリポストなどの周辺技術も含めた戦略を明確にすることが必要になります。本講演では、ペタフロップス時代を目前にして、「京」を始めとする大規模計算資源を用いた設計計算に対して、必要な要素技術や技術動向についてご紹介します。
12:35 – 13:55 昼休憩 および デモ ※5Fホワイエにてショートプレゼンテーションを実施します。
13:55 – 14:25
クラウド時代に向けたヴァイナスの大規模計算への取り組み
弊社 プロジェクト推進部 高速計算技術グループ 後藤 和哉
HPC分野においてもクラウドコンピューティングが普及しつつある中、大規模計算への対応がビジネスをリードする鍵となります。これからの計算機環境における大規模計算を支援するヴァイナスの取り組みをご紹介します。
14:25 – 15:10
【特別講演】
計算機シミュレーション展望
財団法人計算科学振興財団
チーフコーディネーター 福田 正大 様
スーパーコンピュータと言われるもの(当時はそういう言葉がなかったが)が出現してから40年が経とうとしています。この間の歴史を振り返りつつ、計算機シミュレーションが置かれている現状、今後に向けての展望を披歴します。
15:10 – 15:40
【協賛社発表】
HPC on クラウドという選択 ─ 競争力強化のために
アマゾン データ サービス ジャパン株式会社
エバンジェリスト 玉川 憲様
HPCをクラウドで利用する。この世界は既に現実のものとなっています。NASAや製造業におけるエンジニアリング分野での先進事例と、実際のデモを含め、競争力強化につながるHPCの新潮流をご紹介いたします。
15:40 – 16:00 コーヒーブレイク および デモ ※5Fホワイエにてショートプレゼンテーションを実施します。
16:00 – 16:30
CFDのプリポスト業務の自動化とクラウドオンデマンドでの利用
弊社 プロジェクト推進部長 橋場 数宏
クラウドコンピューティングを利用した大規模数値解析においては、TB単位になる解析結果をいかに効率的に処理するかが課題となります。弊社におけるプリポスト業務の自動化事例とクラウドでの利用の可能性についてお話いたします。
16:30 – 17:00
次世代シミュレーションマネジメントシステム – ASNARO -
株式会社キャトルアイ・サイエンス
代表取締役社長 上島 豊 様
「シミュレーション結果の比較」を“言う”は易し、「何がどう違うのか、どのように計算、処理したのか」を“知る”は難し。次世代シミュレーションマネジメントシステムは、それら課題を解決し、技術者の負担軽減と開発Quality・スループットの向上を実現します。

アイコンの説明と発表時に使用するソフトウェア

※プログラムは都合により変更となる場合がございますので予めご了承願います。
※記載された社名および商品名は各社の商標または登録商標です。

ここが見どころ!!
プリプロセッサ/航空宇宙・ターボ機械・他、最適設計(Ⅱ) プログラム
9:30 – 9:45
高品質メッシュ生成機能が格段に向上したPointwise V17.0
弊社 技術一部 プロダクトグループ 橋本 政典
次期最新バージョンPointwise V17.0でNative CAD ReaderやT-REXなどGridgenの主要な機能の搭載が完了、さらに独自の機能が加わることにより全く新しい高精度でロバストなメッシュ生成システムが完成します。高品質メッシュ生成を優れた操作性で実現するPointwise V17.0の全貌をご紹介いたします。
9:45 – 10:25
Pointwise による効率的な大規模メッシュ生成
(原題:“Efficient, Large-Scale Meshing with Pointwise”)
米国Pointwise社
副社長 Mr. Richard J. Matus, Ph.D.
マシン性能の向上によるシミュレーションの高精度化に伴い、解析メッシュの大規模化が進んでいます。このような大規模なメッシュをPointwiseで効率的に生成するテクニックをいくつかの事例を交えてご紹介致します。
10:25 – 11:05
“North American Eagle Project”
- Pointwiseを活用した空力設計による自動車最速記録への挑戦
(原題:“North American Eagle Project – Challenging the Landspeed Record Using Pointwise Software for Aerodynamic Design”)
米国Boeing Commercial Airplanes社
航空宇宙エンジニア Mr. Darren Grove
“North American Eagle Project”は、1997年にイギリスで記録されたジェットエンジン搭載の自動車最高速度を破り、時速800マイルを目指すプロジェクトです。この自動車設計においてPointwiseによる高品質メッシュを利用し、空力性能を最大限に高めるべくCFD解析を行った事例をご紹介いたします。
11:05 – 11:10 ブレイク
11:10 – 11:40
船型設計におけるCFD計算格子自動生成の適用事例紹介
株式会社IHI
技術開発本部 総合開発センター 船舶海洋技術開発部
課長代理 金子 唯明 様
CFD(RANS)を援用した船型設計において,計算格子生成は必要不可欠な作業です。PointwiseにてGlyph2で計算格子自動生成システムを構築し,作業の効率化を図った事例を紹介します。
11:40 – 12:55 昼休憩 および デモ ※5Fホワイエにてショートプレゼンテーションを実施します。
12:55 – 13:10
特殊流体現象を解明するCRUNCH CFD V2.4の解析事例
弊社 技術二部長 福地 健
高機能・高精度流体解析ソルバCRUNCH CFD V2.4の主要機能と最新版での新機能を紹介し、ターボ機械や航空宇宙分野などへの適用事例を検証結果を交えてご説明致します。
13:10 – 13:50
高精度流体解析ソルバCRUNCH CFDの新機能開発と最新応用事例
(原題:“New Developments and Recent Applications of CRUNCH CFD for High-Fidelity CFD Analysis”)
米国Combustion Research and Flow Technology(CRAFT Tech)社
研究員 Mr. Jai Singh Sachdev, Ph.D.
CRUNCH CFD開発の最終目的は、他の商用CFDコードでは実現出来ない高難易度の課題の解決です。ターボ機械、スクラムジェットエンジン、液体噴霧と微粒化、燃焼モデル、移動境界に関する新たな進展を紹介します。
13:50 – 13:55 ブレイク
13:55 – 14:25
ロケットエンジン全体の高精度解析への挑戦
- CRUNCH CFD、Gridgen、FieldView三位一体による成果
独立行政法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)
情報・計算工学(JEDI)センター
研究領域リーダー 山西 伸宏 様(写真:左)/谷 直樹 様(写真:右)
エンジン試験に先だって高精度の性能評価とリスク評価を実施するため、JAXAでは世界初のエンジン全体の高精度流体解析を実施致しました。この世界初の成果を出すために必要不可欠であったCRUNCH CFD、Gridgen、FieldViewの活用事例をご紹介いたします。
14:25 – 14:55
LE-Xエンジン開発におけるCRUNCH CFD解析事例のご紹介
三菱重工業株式会社
液体ロケットエンジン設計課 渡邊 大輝 様
三菱重工業(MHI)では宇宙航空研究開発機構(JAXA)殿とともに次期ロケット用1段エンジンLE-Xの研究を進めており、この開発で重要となる、エンジン内部現象の高精度解析モデル構築にCRUNCH CFDを活用しています。ロケットエンジンにおけるCRUNCH CFD解析事例とその展望について説明致します。
14:55 – 15:15
BladeMaster ⅢとTurboReporter Ⅲによるターボ機械CFD設計作業の効率化
弊社 技術一部長 澤 芳幸
Gridgenアドオン・ターボ機械自動メッシュ生成システムBladeMaster ⅢとFieldViewアドオン・自動レポートシステムTurboReporter Ⅲは、スキルに依存しない高精度なメッシュ生成による解析精度の向上と、ターボ機械設計評価ノウハウのシステム化により設計業務を強力に支援します。それぞれの特長と設計現場への適用についてご紹介します。
15:15 – 15:35 コーヒーブレイク および デモ ※5Fホワイエにてショートプレゼンテーションを実施します。
15:35 – 15:50
ターボ機械の流体設計を総合的に行う設計システムTURBOdesign Suite 5.0/5.1 と導入効果
弊社 技術一部 プロダクトグループ 山本 幸広
遠心ポンプ・圧縮機の子午面形状設計、TURBOdesign1の3次元逆解法による翼設計と連携した最適化設計、ならびに逆解法の応用によるボリュート設計の各新搭載モジュールを中心としたターボ機械設計システムTURBOdesignの最新情報を紹介します。
15:50 – 16:30
ターボ機械最適化設計のためのTURBOdesign Suite 最新情報のご紹介
(原題:“New Features and Functionalities in TURBOdesign Suite for Optimal Turbomachinery Design”)
英国Advanced Design Technology社
取締役 Prof. Mehrdad Zangeneh
3次元翼設計システムからターボ機械流体設計統合システムへと進化を遂げたTURBOdesign Suiteの機能と活用方法に関する最新情報を様々なターボ機械への具体的な事例を交えてご紹介します。
16:30 – 17:00
3次元逆解法ソフトTURBOdesign1と
流れ解析によるクライオジェニックポンプインデューサの最適化設計
株式会社荏原製作所 
風水力機械カンパニー 開発統括部 技術開発室 流体開発グループ グループ長 渡邉 啓悦 様
TURBOdesign1、流れ解析ならびに実験計画法を適用し、翼面負荷分布ならびに出口渦形式を設計変数として、インデューサの吸込性能ならびにキャビテーション不安定に関する最適化設計を試みた結果についてご紹介いたします。
17:00 – 17:05 ブレイク
17:05 – 17:20
設計者のための強連成解析システムOofelie Multiphysicsの概要と最新バージョンV4.3
弊社 技術一部 プロダクトグループ 菅 貞博
ベルギーOpen Engineering社が開発した、構造・熱・電場・流体などの幅広い物理場に対応した設計者のための強連成解析システムOofelie Multiphysicsの概要と最新バージョンV4.3の新機能、及び今後の開発ロードマップをご紹介いたします。
17:20 – 18:00
マルチフィジックス・シミュレーションへの新しい挑戦
(原題:“New Challenges in Multiphysics Simulations.”)
ベルギーOpen Engineering社
ゼネラルマネージャー Mr. Pascal De Vincenzo
連成解析技術に特化したOpen Engineering社は大規模複雑形状に対応可能な強連成解析システムOofelie Multiphysicsを提供する先進的企業です。Oofelie Multiphysicsのユニークな解析手法とセンサやアクチュエータ、流体構造連成問題などの適用実績をご紹介します。
18:00 – 18:15
閉会のご挨拶 ─ Best Partner for Best Solutionに向けて ─
株式会社ヴァイナス 代表取締役社長 藤川 泰彦

アイコンの説明と発表時に使用するソフトウェア

※プログラムは都合により変更となる場合がございますので予めご了承願います。
※記載された社名および商品名は各社の商標または登録商標です。

フリー体験コーナー&サポートコーナー プログラム
DAY 1
10:30 – 17:00

DAY 2
9:30 – 17:00
・4F 402会議室
  10:30 – 13:50
・5F ホワイエ(大ホール前)
  9:30 –17:00
サポートコーナーイメージ写真
対象ソフトウェア:
Pointwise, Gridgen, FieldView,CONVERGE,ICE Reporter,BladeMaster, TurboReporter, TURBOdesign, CRUNCH CFD, TOSCA, SCULPTOR, TransMagic,Oofelie Multiphysics
弊社CFD/CAEソフトウェアの最新バージョンを実際に操作しながらご体験いただけます。また、下記体験メニューをご用意致しましたのでお気軽にお越しください。

【体験メニュー】
・最新版FieldView13による超高速可視化体験
・最新版TURBOdesign Suite5による設計効率化体験
・GridgenからPointwiseへの移行体験
・TransMagicによる3D-CADデータのリペア&変換体験
また、弊社技術スタッフが常駐しておりますので、日頃のご利用での疑問などサポートも承ります。

※会場はいつでも入退場自由です。

「 VINAS Users Conference 2011 」に関するお問い合わせ先