「次のテーマを先取り!CFD業務効率化のステップアップセミナー」開催のご案内-高精度解析に強いCFDソルバ/安価な並列ライセンス料金/ソルバ計算性能を向上させる高品質メッシュジェネレータ/大規模データの円滑な可視化/CADに最適形状をBack!CFD最適設計を効率化~各ソフトウェア製品の2010年のバージョンアップをご説明致します!~

ご好評のうちに本会は終了いたしました。
ご参加頂きましたお客様ならびにご協力頂きました皆様には深く御礼申し上げます。

 | 開催概要 | プログラム |  ご質問への回答集(Q&A) |

ご質問への回答集(Q&A)

設計と解析コストを低減するHPCによるCFDポストプロセッシング

1.バッチライセンスの紹介がありましたが、バッチ処理で扱う処理はどの範囲を考えれば良いでしょうか?
1.工学評価レポートの自動作成・出力からアニメーションの出力まで、ほとんどの処理はバッチ処理で自動化することができます。
2.FieldView Parallelは、どの範囲の解析規模で必要となりますか?
2.ご利用者が表示や操作に対する応答時間にストレスを感じればFieldView Parallelのご利用をお薦めしたいですが、目安としては、300万~500万要素を超える範囲では、FieldView Parallelによる並列化処理が必要とお考え下さい。

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FieldView Parallelによる大規模CFD計算の高速可視化とFieldView V12.3の最新機能

3."single File + many CPU " と" many File + many CPU " について、格納されているマシンが同じであれば可視化性能は同じになるのですか?
3.CPU利用がピークに達している場合は同じになります。
4.FV12.3でプログラミング言語’Python’対応になりますが、新しい事ができるようになるのですか?
4.’Python’に付随する機能が新しく利用できるようになります。

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CRUNCH CFD V1.2による高難易度CFD解析の実現とハイパフォーマンス・コンピューティング

5.空洞共鳴の事例で、スペクトルの分布の解析結果と測定値の一致が他に例の無いほど極めて良い。 理由は?
5.二つの理由があります。 一つは、hybrid RANS-LESモデルの効果により、計算負荷の過度な増大を伴わず、音源となる非定常渦を高精度に解析しているためです。
もう一つは、非粘性項(流れと音の伝播)の差分スキームの構築です。非構造格子の都合から、高次スキームの構築が困難なため二次精度に止まってはいます。具体的には、二次中心と二次風上を合成していますが、フラックス評価点であるセル界面の法線方向とフラックスの方向が異なる(直交に近い)場合、風上成分の寄与を減らして、不要な数値粘性(数値誤差)を低減させています。
以上の二点が、音響解析の精度が高い主な理由です。
6.気液界面問題は解けますか?
6.混相流には対応していますが、VOF等の界面捕捉スキームを搭載していません。このため、非定常計算の進展に伴い、 気液界面がぼやけます。
7.非圧縮モジュール(INCOMPモジュール)は圧力ベースソルバですか?
7.非圧縮モジュール(INCOMPモジュール)は、圧力ベースソルバではなく、密度ベースソルバです。プリコンディショニング により、非圧縮流解析に対応しています。
プリコンディショニングにより全速度域(全マッハ数域)に対応させて、さらに、圧縮性を無視することで、力学エネルギと熱エネルギの交換を無視し、熱エネルギの式を他の方程式と分離することで、計算のロバスト性を確保しています。

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Pointwise V16.03によるメッシュ生成作業の効率化と高精度・大規模メッシュ生成

8.3DマウスのGridgenへの搭載予定はありますか?
8.Pointwiseのみでの対応となります。
9.T-REX(境界層テトラメッシュ生成機能)が機能向上したとありますが、生成時間はどれほど早くなったのでしょうか?
9.ケースにもよりますが、旧バージョンと比較して2、3割ほど生成スピードが向上しています。

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SCULPTOR V2による大規模モデル最適化設計精度の向上とBack2CADによる
CADシステムとの連携

10.Back2CAD機能でCATIA V4/V5のデータ読込みは読込みできますか?
10.将来的にはCATIA v5のネイティブ形式(CATPart, CATProduct, cgrの各ファイル)に対応する予定となっています。現状はIGESなどの標準CAD形式で受け渡しとなります。
11.Back2CADによる、最適化形状をCADモデルとして獲得する手順について、考え方を詳しく説明してください。
11.まず、メッシュデータに対してASDボリュームを設定して、メッシュモーフィングによる形状最適化(または形状パラメータスタディ)を行い、その結果得られた最適な結果形状に至る変形パラメータを得ます。次にCADデータ(ジオメトリデータ)に対しても同じASDボリューム設定しメッシュモーフィングを同じ変形量を与えて、最適な結果形状であるジオメトリデータを獲得します。
12.最適化計算にてリメッシュが必要な場合はどうするのでしょうか?
12.まず、SCULPTORは非常に品質良くモーフィングしますので、基本的 にはリメッシュは必要ありません。ただし、リメッシュが必要な大変形をする場合は、メッシュ品質やソルバ解析時エラーなどの状況を判断して、形状モーフィング→リメッシュの過程に切り替える処理をワークフローに組み込むことで対応 できます。

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