VINASトップソリューションセミナー 2014 春 第2部 「製品開発で使えるオープンCFDソルバとその実利用法」

VINASトップソリューションセミナー 2014 春 第1部「最適設計・CAEワークフロー・シミュレーションデータ知財管理」へ

ご好評のうちに本会は終了いたしました。
ご参加頂きましたお客様ならびにご協力頂きました皆様には深く御礼申し上げます。

発表ハイライト

OpenFOAM®の強化版製品 Helyx-COREを標準でバンドルしPointwiseとFieldViewとの接続性を強化した使い易いGUI『Helyx-SAS』

【NEW】JAXA(宇宙航空研究開発機構)様開発 圧縮性流体用高速計算ソルバ『FaSTAR』 !!

Pointwise V17.2の『T-REXモジュール』による強力な境界層自動ハイブリッドメッシュジェネレータと適用事例 !!

高速グラフィックスとマルチウィンドウで操作性を向上した『FieldView 14』による超大規模解析結果の並列可視化と自動評価システム !

【NEW】(株)ヴァイナスの新サービス クラウドHPC環境でのアプリケーション運用受託サービス『VECAMS』 !!

京やFOCUSなどのHPCサーバーへ数値計算アプリケーションの移植や高速化を請け負う『計算高速化コンサルティングサービス』 !!

ご挨拶

平成26年6月吉日
株式会社ヴァイナス
営業部

拝啓 貴社益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。平素は格段のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。

弊社の今年のVINASトップソリューションセミナー 2014 春 第2部は、2014年の各製品のバージョンアップ内容と新製品とサービスを発表致します。『製品開発で使えるオープンCFDソルバとその実利用法』をテーマとし以下要領で開催致しますのでご案内申し上げます。

『FieldView 14』の開発元 米国Intelligent Light社からは、創業者でありゼネラルマネージャーのSteve M.Legensky また、『Pointwise 17.2』開発元 米国Pointwise社からは、副社長 Dr. Richard J.Matusが来日し、バージョンアップの新機能と製品開発に適用した事例を発表致します。両製品はそれぞれの機能強化に加え、OpenFOAM®などとの接続性を強化しています。

そして、JAXA(宇宙航空研究開発機構)様開発による高い信頼性と計算安定性並びに超高速計算能力のある圧縮性流体用高速計算ソルバ『FaSTAR』の機能や特長を初めて発表致します(名古屋、東京会場のみ)。
(株)ヴァイナスは本年よりFaSTARを高機能化した『V-FaSTAR』の販売サポートを開始致します。V-FaSTARは、主要なHPCクラウドサーバー(京・FOCUS・IBM-SoftLayer)と自社サーバーを『CCNV』により自由に切り替え計算可能なクラウドアプリケーションです。

さらに、(株)ヴァイナスの新サービス、クラウドHPC環境でのアプリケーション運用受託サービス『VECAMS』をご紹介致します。

ご多忙中かと存じますが万障お繰り合わせの上、是非ご参加願います。

敬具

開催概要

開催日時 【大阪会場】 2014年6月18日(水)  10:00-16:35(受付開始 9:30~)
株式会社ヴァイナス 本社 セミナールーム(京阪堂島ビル8F)

住所:大阪市北区堂島2-1-31京阪堂島ビル8F
アクセス:JR東西線「北新地」駅 / 地下鉄「西梅田」駅より徒歩3分
阪神「梅田」駅より徒歩6分、JR「大阪」駅より徒歩7分
JAXA様ご講演「高速流体解析ソルバFaSTARの開発」(名古屋・東京会場のみ)
【名古屋会場】 2014年6月19日(木)  10:00-17:15(受付開始 9:30~)
刈谷市産業振興センター 306会議室


住所: 愛知県刈谷市相生町1-1-6
アクセス: JR 東海道本線 「刈谷」駅 / 名鉄 三河線 「刈谷」駅 北出口より徒歩3分
【東京会場】 】2014年6月20日(金)  10:00-17:15(受付開始 9:30~)
TKP品川カンファレンスセンター バンケットホール8B


住所:東京都港区高輪3-26-33 京急第10ビル8F
アクセス:【JR】山手線・京浜東北線・横須賀線・東海道本線・東海道新幹線 『品川駅』高輪口より徒歩約1分
主催 株式会社ヴァイナス
参加費 無料(但し、事前登録を要します。)
※ベンダー様につきましては参加をお断りさせて頂く場合がございます。予めご了承願います。
参加対象者 ・弊社取扱い製品のバージョンアップ情報を得られたい方
・OpenFOAM、オープンCFDアプリケーションに関心のある方
・クラウドコンピュータを使用してCFD業務を実行することに関心のある方
参加お申込み方法 受付は終了しました。ご好評のうちに本会は終了いたしました。

セミナープログラム(講義形式)  ※プログラム内容が一部変更になりました。

※大阪会場と名古屋・東京会場はプログラムが異なります。名古屋・東京会場では、JAXA様より「高速流体解析ソルバFaSTARの開発」についてのご講演がございます。

9:30 - 10:00 受付
10:00 - 10:30 オープニング
ヴァイナスのHPCユーザ向けの新サービス『VECAMS』(クラウドアプリケーション運用受託サービス)と『CCNV』のご紹介
株式会社ヴァイナス
代表取締役社長 藤川 泰彦
10:30 - 10:50 FieldView14によるクラウドコンピューティング環境を利用した効率的な可視化処理手法のご紹介
FieldView14では、噴霧解析などの粒子表示処理の大幅な高速化、マルチウィンドウによる比較・詳細表示機能などの新機能が搭載され、CFD設計業務における可視化処理工数の更なる削減が可能になりました。更に、中規模~大規模解析データの並列可視化をクラウドコンピューティング環境で実行しワークフローの構築を手法など、クラウド環境における効率的な可視化手法をご紹介します。
技術一部 桧垣 真也
10:50 - 11:30 米国Intelligent Light社 創業者・ゼネラルマネージャー Steve M.Legensky XDB ワークフローを用いた自動車熱設計とエンジン筒内燃焼の設計プロセスのスピードアップ事例のご紹介

エンジン筒内燃焼や昇温解析などの非定常解析から、結果検証をおこない設計改良を実施する場合、解析データが膨大になることから、検証工数がとられがちであり、量産設計プロセスにおいて実施することが困難な場合があります。本セッションではFieldViewのXDBワークフローを用いて検証プロセスを効率化する手法を、ドイツ・ダイムラー社でのエンジンルーム熱設計での事例、エンジン筒内燃焼における事例を交えてご紹介いたします。さらに、並列処理に最適化され、読込速度・読込精度が向上する新しいOpenFOAMダイレクトリーダをはじめとしたFieldViewの最新開発状況も併せてご紹介します。

メルセデス・ベンツ Eクラス エンジンルーム内熱解析事例

メルセデス・ベンツ Eクラス エンジンルーム内熱解析事例

米国Intelligent Light社
創業者・ゼネラルマネージャー Mr. Steve M.Legensky
11:30 - 11:55 OpenFOAM®の強化版Helyx-SASとPointwise・FieldViewとシームレスに接続するワークフローのご紹介
Helyx-SASは英国Engys社が開発し株式会社ヴァイナスが販売する、OpenFOAM®の強化版であるHELYX-COREを実行するための専用GUIです。OpenFOAM®の運用においては、高品質メッシャーによる計算安定化と数値解の精度向上、操作が簡単で使いやすいポストプロセッサによる工学評価が重要です。ソルバ運用コストが不要なOpenFOAM®の場合は、ジョブ数や並列数が大きくなる傾向にあるため、クライアント・サーバー機能や並列可視化処理によって大規模な可視化処理を簡単な操作で高速に実行することが求められます。HELYXのためのインターフェース製品『Helyx-SAS』と、PointwiseやFieldViewとシームレスに接続するワークフローをご紹介致します。
技術一部 福地 健
11:55 - 13:10 昼休憩 および デモ  ※昼食は各自でご用意ください。
13:10 - 13:35 JAXA開発の高速流体解析ソルバFaSTARをベースに弊社が高機能化したV-FaSTARとサービスの紹介
FaSTARはJAXA(宇宙航空研究開発機構)様が、空力データベースを迅速に構築して宇宙航空分野での研究開発を促進することを動機に開発したCFDソルバです。弊社が独自に高機能化したV-FaSTARの製品設計・開発現場への導入を推進します。高い信頼性や計算高速性などのCFDソルバ機能と、ジョブ数と並列数が増加してもフラットな料金体系の両面での利便性が特長です。弊社開発のCCNV活用によるFOCUSやIBM-SoftLayerなどの各種クラウドコンピュータにおけるV-FaSTAR利用の利便性向上と、V-FaSTARを中核にシステム化された最適設計ツールのコンセプトをご紹介致します。
技術一部 福地 健
大阪会場プログラム ※名古屋・東京会場とはプログラムが異なります。ご了承下さい。
13:35 - 14:00 CCNVによるユーザーアプリケーションのクラウドコンピューティング環境での運用法の実演
HPCの分野におけるクラウドサーバーの利用拡大に伴い、計算パフォーマンスの向上やコストダウンへの期待がさらに高まっています。社内サーバーと複数のクラウドサーバーの効率的な併用は、コスト面だけではなく緊急時の計算リソース確保の手段となります。本セッションでは、CCNVとフローティングアプリケーションによりFaSTARをマルチクラウドサーバー上で簡単に実行する環境について、デモンストレーションを交えご紹介します。
プロジェクト推進部 森本 賢治
14:00 - 14:25 (株)ヴァイナスの計算高速化のためのコンサルティングサービスと事例の紹介
弊社が開発・販売する高速・高安定な線形ソルバライブラリ「SuperMatrixSolver」の基礎研究をはじめ、創業以来様々な研究機関と高速計算・並列計算に関する共同研究を行なってきました。
この経験をもとに展開する、内製ソルバ、オープンソースソルバの各種HPCクラウドへの移植、チューニングなどのコンサルティングサービスを、京コンピュータ上で行なった最新事例を交えてご紹介いたします。
プロジェクト推進部 十川 直幸
14:25 - 14:45 休憩およびデモ
14:45 - 15:10 Pointwise V17.2と自動ヘキサ・プリズム高品質メッシュジェネレータT-REX並びにヴァイナスの開発の取組み
T-REXが非構造ヘキサ・プリズムハイブリッドメッシュ自動生成に対応しました。これにより、構造型メッシュのブロックトポロジを検討する必要がなくなり、境界層に対するヘキサメッシュを含む高品質ハイブリッドメッシュの生成が可能になります。本セッションでは、新しいT-REXの概要とOpenFOAM®に適用し高速で安定した計算実行と高精度な解析解へ導く、高品質メッシュ生成の事例についてご紹介します。
併せて、ヴァイナスで現在開発中の直交型ヘキサメッシュ生成技術についても自動車の複雑な車体回り・エンジン流体解析などのベンチマークテストの結果を交えて概要をご紹介します。完成した技術は、将来バージョンのPointwiseへ組み込まれる予定です。
技術一部 澤 芳幸
15:10 - 15:50 米国Pointwise社 副社長 Dr. Richard J. Matus T-REXによる高精度境界層自動メッシュ生成の概要と自動車・航空機への適用事例
PointwiseのT-REX(境界層自動メッシュ生成機能)では、狭窄した箇所や鋭角な箇所へ、境界層格子幅と直交性を保持したハイブリッドメッシュ自動生成が可能です。今回の発表では、欧米での航空機・自動車での空力解析モデル、複雑な形状の管路内流動モデルへの適用事例を交えて、OpenFOAMをはじめとした幅広いソルバへ高精度メッシュをロバストに生成するPointwiseの最新機能をご紹介します。
米国Pointwise社
副社長 Dr. Richard J. Matus
15:50 - 16:20 質疑応答
16:20 - 16:35 閉会の挨拶
名古屋・東京会場会場プログラム ※JAXA様ご講演!大阪会場とはプログラムが異なります。ご了承下さい。
13:35 - 14:15 高速流体解析ソルバFaSTARの開発
JAXA様で開発中の高速流体解析ソルバFaSTARに関して、要求性能や開発期間などの開発経緯、オプション選択可能な数値解法や物理モデルをご紹介します。FaSTARは、アルゴリズムやデータ構造などの工夫による高速性、各種格子生成・可視化ソフトへの柔軟な対応、検証解析で実証された信頼性が特長であり、適用事例とともにご説明します。
独立行政法人宇宙航空研究開発機構
航空本部 数値解析技術研究グループ 応用解析セクション
セクションリーダ 村上 桂一様
14:15 - 14:40 CCNVによるユーザーアプリケーションのクラウドコンピューティング環境での運用法の実演
HPCの分野におけるクラウドサーバーの利用拡大に伴い、計算パフォーマンスの向上やコストダウンへの期待がさらに高まっています。社内サーバーと複数のクラウドサーバーの効率的な併用は、コスト面だけではなく緊急時の計算リソース確保の手段となります。本セッションでは、CCNVとフローティングアプリケーションによりFaSTARをマルチクラウドサーバー上で簡単に実行する環境について、デモンストレーションを交えご紹介します。
プロジェクト推進部 森本 賢治
14:40 - 15:05 (株)ヴァイナスの計算高速化のためのコンサルティングサービスと事例のご紹介
弊社が開発・販売する高速・高安定な線形ソルバライブラリ「SuperMatrixSolver」の基礎研究をはじめ、創業以来様々な研究機関と高速計算・並列計算に関する共同研究を行なってきました。
この経験をもとに展開する、内製ソルバ、オープンソースソルバの各種HPCクラウドへの移植、チューニングなどのコンサルティングサービスを、京コンピュータ上で行なった最新事例を交えてご紹介いたします。
プロジェクト推進部 十川 直幸
15:05 - 15:25 休憩およびデモ
15:25 - 15:50 Pointwise V17.2と自動ヘキサ・プリズム高品質メッシュジェネレータT-REX並びにヴァイナスの開発の取組み
T-REXが非構造ヘキサ・プリズムハイブリッドメッシュ自動生成に対応しました。これにより、構造型メッシュのブロックトポロジを検討する必要がなくなり、境界層に対するへキサメッシュを含む高品質ハイブリッドメッシュの生成が可能になります。本セッションでは、新しいT-REXの概要とOpenFOAM®に適用し高速で安定した計算実行と高精度な解析解へ導く、高品質メッシュ生成の事例についてご紹介します。
併せて、ヴァイナスで現在開発中の直交型ヘキサメッシュ生成技術についても自動車の複雑な車体回り・エンジン流体解析などのベンチマークテストの結果を交えて概要をご紹介します。完成した技術は、将来バージョンのPointwiseへ組み込まれる予定です。
技術一部 澤 芳幸
15:50 - 16:30 米国Pointwise社 副社長 Dr. Richard J. Matus T-REXによる高精度境界層自動メッシュ生成の概要と自動車・航空機への適用事例
PointwiseのT-REX(境界層自動メッシュ生成機能)では、狭窄した箇所や鋭角な箇所へ、境界層格子幅と直交性を保持したハイブリッドメッシュ自動生成が可能です。今回の発表では、欧米での航空機・自動車での空力解析モデル、複雑な形状の管路内流動モデルへの適用事例を交えて、OpenFOAMをはじめとした幅広いソルバへ高精度メッシュをロバストに生成するPointwiseの最新機能をご紹介します。
米国Pointwise社
副社長 Dr. Richard J. Matus
16:30 - 17:00 質疑応答
17:00 - 17:15 閉会の挨拶

<開発元発表についてご案内>
海外開発元からの発表は英語にて行い、弊社社員により日本語による解説を加えさせて頂きます。

※プログラムは都合により変更となる場合があります。予めご了承願います。
※記載された社名および商品名は各社の商標または登録商標です。