DAY1:プリ・ポストプロセッサの部   DAY2:ソルバの部   DAY3:最適設計/HPCアプリケーションの部
 
DAY1/10月5日(水):アドバンスト・プリ&ポストプロセッサ
10:00 - 10:20

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Q&A Chat

オープニング挨拶 - 大規模・高速・高精度解析と最適設計のための今年の新製品とサービス
株式会社ヴァイナス 代表取締役社長 藤川 泰彦
今年も大規模・高速・高精度解析のための各ソリューションの最新情報を国内外の利用例と共に発表致します。また、今年は新製品として、次世代の最適化技術と言われるAIによる最適設計システム「OASIS AI」を発表いたします。ユーザーはOASIS AIにより、最適化アルゴリズムの選択や複雑なパラメータやスクリプトを使わずにAIによって直感的に短時間で、簡単に最適なデザインを見つけることができます。設計部門で広くお使いいただける製品です。製品性能を左右する重要な渦振動モードを自動抽出する「VFBasis」の最新版V2を発表致します。
10:20 - 11:20 基調講演

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Q&A LIVE

分離反復型解法に基づく実機大規模連成シミュレーション
東京大学 大学院工学系研究科 教授 工学博士 吉村 忍 様
流体系や構造系系、燃焼系などの様々な並列力学解析コードが、富岳等の最先端HPC環境で稼働し、実機の大規模解析に使われるようになってきている。しかしながら、残念ながら、実機において不可避の連成現象に関しては、依然として、小規模で簡単な解析がPCやワークステーション環境等で扱われているに過ぎない。本講演では、著者らが10数年にわたり開発してきた分離反復解法に基づく実機大規模シミュレーション手法を紹介し、富岳上での様々な適用事例を紹介する。また、講演者の豊富な連成解析経験に基づき、実機連成問題を解く際に、解析者に要求される知識や技能などについても解説する。

ADVENTURE_Solid

ADVENTURE_Thermal

ADVENTURE_Coupler

FrontFlow/blue

FFR-Comb

REVOCAP_Coupler

Pointwise

11:20 - 11:30 休 憩
11:30 - 11:45

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Q&A Chat

ハイブリッドパラレルによる大規模CFD解析の効率化とVINASが提供するCAEポスト処理ソリューション
弊社 技術一部 鈴木 洋之
FieldViewに実装された「ハイブリッドパラレル機能」は、大規模CFD解析結果を高速・効率的に処理することを可能にしました。このセッションでは改めてハイブリッドパラレルの実力についてご案内しながら、FieldViewのこれまでの機能強化の歴史を振り返りつつ、弊社のご提供する各種ソリューション、サポート、コンサルティング等についてご紹介いたします。

FieldView

FieldView Parallel

11:45 - 12:15

録画配信

Q&A Chat

FieldView 22最新情報
米国 Tecplot社 FieldViewビジネスディレクター Mr. Yves-Marie Lefebvre
2022年秋リリース予定のFieldView 22では、独自技術によるオートパーティショナ、ANSYS-Fluentに対応したHDF5ベースのCFFデータリーダ、ストリームラインやパーティクルの透過表示など多数の新機能や機能改良が施されます。またGUIも可視化作業が効率的に系統的に行えるよう改良されます。

FieldView

FieldView Parallel

12:15 - 13:15 昼休憩 および デモ
13:15 - 13:45

録画配信

Q&A Chat

CFDワークフローにおけるFieldView Parallelの効果的な適用
米国 Tecplot社 FieldView ビジネスディレクター Mr. Yves-Marie Lefebvre
本講演では、これまでより高速なポストプロセスと、これまで以上に大規模なデータセットの読み込みのために、CFDワークフローの中のどの部分でどのようにFieldView Parallelを使用すべきかを、お客様の事例やワークフロー例を使って説明します。

FieldView

FieldView Parallel

13:45 - 14:15

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Q&A LIVE

「NuFD/FrontFlowRed」による「FieldView」を用いた可視化の事例
株式会社数値フローデザイン CAE/CFD 開発 グループ 主事研究員 清野 誠 様
株式会社数値フローデザインでは、流体解析ソフトウェア「NuFD/FrontFlowRed」を用いて建築、大気環境、航空・宇宙、機械、原子力等の多岐に渡る分野で解析を実施しています。
これらの数値解析の結果に「FieldView」を多く用いて参りました。「FieldView」による図化処理は現象の把握に有益であり、近年の数値解析の大規模化に対応する機能の充実が今後も期待されます。本講演 では、弊社が実施した解析事例と現象解明の ために用いた「FieldView」の機能を紹介いたします。

NuFD/FrontFlowRed

FieldView

Pointwise

14:15 - 14:25 休 憩
14:25 - 14:40

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Q&A Chat

VFBasis 2.0のご紹介と適用事例
弊社 技術三部 部長 博士(理工学) 川口 暁生
VFBasisはPOD・DMD機械学習処理による流体振動・騒音解析のための世界初の商用パッケージシステムです。
従来大規模・複雑な非定常流体解析結果データにおいて解析処理が困難だった、代表的な周期変動成分を自動的に抽出・分類し、解析を容易にするために開発されたツールです。特徴としては高速かつ省メモリで特徴構造(空間パターン)とその時間変化(周波数、増幅率)を抽出することにより、支配的な流体振動現象の理解、騒音源の特定が可能になります。本発表では、VFBasis 2.0の新機能と、適用事例を紹介します。

VFBasis

FieldView

FieldView Parallel

14:40 - 15:10

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Q&A LIVE

POD/DMDを利用した自動車回り流れ場の分析
広島大学 大学院先進理工系科学研究科 准教授 博士(工学) 中島 卓司 様
現在の自動車の空力解析では、高解像度化や時系列解析の実施によって非常に多くの解析結果が得られるようになり、その膨大なデータから重要な情報を抽出する技術の重要性が増しています。本発表では、VFBasisを使用したモード分解技術によって、車体に作用する空気力変動の要因となる流れ場の変動現象を分析した事例と、最適化計算の過程で得られた多数の車両空力解析結果から特徴的な流速分布を抽出した事例についてご紹介します。

VFBasis

15:10 - 15:20 休 憩
15:20 - 15:35

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Q&A Chat

Fidelity Pointwise 2022のご紹介とヴァイナスによるメッシュ生成サービス
弊社 技術一部 大坪 俊介
CFD/CAEのメッシュ生成は、様々な自動的なプロセスによるテクニックが開発されています。近年、Pointwiseはボトムアップアプローチによる確実なメッシュ生成手法を維持しながら、流体解析に向けて必要となる複雑なメッシュ制御を自動的に与える機能を搭載し、強化しています。これは、均一なメッシュ生成ではなく、対象形状の各所において、その形状における特性を分析し、自動的に格子点を制御する機能です。これまでのメッシュ制御にかかる時間を短縮するだけでなく、作成したメッシュは一貫性を持った制御が与えられています。また、各制御項目はこれまでのとおり手動で変更でき、柔軟にメッシュを生成することができます。
本セッションでは、新バージョンFidelity Pointwise 2022の最新情報や弊社が提供するメッシュ生成に関するエンジニアリングサービスについてご紹介します。

Fidelity Pointwise

Pointwise

15:35 - 16:05

録画配信

Q&A Chat

Fidelity Pointwiseのロードマップ - 現在の開発から将来について –
米国 Cadence Design Systems社
ソフトウエアエンジニアグループディレクタ Nick Wyman
ソフトウエアエンジニアディレクタ Pat Baker
ケイデンスデザインシステムズ社では、メッシュ生成プロセスの自動化、高速化、そしてイノベーションの3つの方向へ注力することで、CFDシミュレーションにおけるメッシュ生成の分野においてリードし続けています。このセッションでは、最近の製品リリースで提供された新機能ついての解説や、将来リリースにて予定されている新しい機能を紹介します。また、Fidelity Pointwiseの新しい機能が産業界におけるシミュレーションでどのように適用できるか示します。

Fidelity Pointwise

Pointwise

16:05 - 16:55

録画配信

Q&A Chat

NASA Common Research Model(CRM)における高揚力空力評価(パート1:RANSシミュレーション)
米国 NASA Ames Research Center 航空宇宙研究エンジニア Jared Duensing
このセッションでは、NASA Ames Research Centerにて実施したHigh Lift Common Research Model(CRM-HL)での高揚力空力予測にReynolds-Averaged Navier-Stokes (RANS)モデルを使用した流体シミュレーション事例ついて紹介します。失速領域においても正確な予測を得るため、メッシュ解像度や複数の乱流モデルが結果に与える影響について検討しています。また、第4回 AIAA High Lift Prediction Workshop(HLPW-4)の概要とこの課題へアプローチするために使用した計算手法についても解説します。

※このプレゼンテーションは、2022年5月26日にNASAより公開されたものであり、Pointwiseメッシュを利用した事例解説が含まれます。

Fidelity Pointwise

Pointwise

<海外開発元・ユーザー発表についてご案内> 海外開発元・ユーザーからの発表は英語による録画講演で、日本語による字幕の解説が入ります。
※ライブならびに録画による講演の再配信予定はございません。開催期間中のみの配信となります。
※講義の一部または全体を録音、録画、撮影、画面のキャプチャなどは禁止させていただきます。
※プログラムは都合により変更となる場合があります。予めご了承願います。
※記載された社名および商品名は各社の商標または登録商標です。

DAY1:プリ・ポストプロセッサの部   DAY2:ソルバの部   DAY3:最適設計/HPCアプリケーションの部
 
DAY2/10月6日(木):高機能CFDシステム
10:00 - 10:20

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Q&A Chat

CRUNCH CFD v3.4.1のご紹介と適用事例
弊社 技術三部 部長 博士(理工学) 川口 暁生
CRUNCH CFDは、米国NASAや国防総省からの要求に応える中で蓄積された専門技術をパッケージ化し、従来の汎用ソルバでは適用範囲外となる流体現象を解析するために開発された、高精度流体解析ソルバです。亜臨界/超臨界の実在流体の状態方程式を適用した相変化、燃焼、極低温水素のキャビテーション、流体騒音、車体/航空機の空力を高精度で解析します。超音速から低速流まで全速度をカバー、なおかつ安定に収束解が得られるロバストなソルバ技術が特長で、航空宇宙はもとより、カーボンニュートラルに取り組む重工、自動車、各種産業機械、電子電気など広い技術分野の設計支援と研究開発に活用頂けます。

CRUNCH CFD

Pointwise

FieldView

FieldView Parallel

10:20 - 10:50

録画配信

Q&A Chat

10 MWe 超臨界CO2 圧縮機の性能及び動的挙動のシミュレーションと実測値による検証
米国 CRAFT Tech社 副社長 Ashvin Hosangadi, Ph.D.
この発表では、カーボンニュートラル実現に貢献が期待される超臨界CO2の動力機関への適用に向けた数値解析におけるCraft-tech社の取り組みをお示しします。従来の発表ではサンディア研究所のサブスケールモデルを対象にCRUNCH CFD®を用いたフィジビリティスタディをご紹介してきました。本発表では10 Mweコンプレッサ フルスケールモデルでの実測データとの精度検証と機能熟成を通し、CRUNCH CFD®を高精度な開発支援ツールとしていくことを目指します。また同時にその中で2相流挙動と流入温度が、設計最適化において重要な動的安定性とコンプレッサ性能に及ぼす影響を調べました。

CRUNCH CFD

Pointwise

FieldView

FieldView Parallel

10:50 - 11:00 休 憩
11:00 - 11:30

録画配信

Q&A Chat

CRUNCH CFDの各種最適化フレームワークへの適用事例
米国 CRAFT Tech社 Tim Weathers
この発表では、複雑物理現象に対応するCRUNCH CFD®の高精度解析機能を活かし、各種工業製品の機能・性能向上を目的とした最適化プロセス適用についてご紹介します。事例としてはデコーキングウォータージェットノズル性能向上のためのコーン形状最適化、ホバークラフト浮上用ファンの効率向上による駆動力削減、風力発電用風車の騒音と効率のトレードオフ最適点探索などを取り上げます。最適化プロセスにおいてもCRUNCH CFD®の精度を犠牲にすることなく適用できることが示されました。

CRUNCH CFD

Pointwise

FieldView

FieldView Parallel

11:30 - 12:10

録画配信

Q&A LIVE

CRUNCH CFDによるロケットエンジン用超音速タービンの数値解析事例紹介
国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA) 研究開発部門 第三研究ユニット
研究開発員 博士(工学) 山本 啓太 様
近年の液体ロケットエンジンは、異なるミッションに対応するため、様々な種類のエンジンが開発されている。信頼性の高いロケットエンジンの運転のためには、ターボポンプの安定的な作動が不可欠であるが、中でもタービンはエンジン効率を決める重要な要素の1つである。本研究では、ロケットエンジン用超音速タービンを対象として、Full admissionとPartial admissionの形態について、異なる作動点での効率、流れ場の違いを数値解析により調査した。

CRUNCH CFD

12:10 - 13:10 昼休憩 および デモ
13:10 - 13:30

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Q&A Chat

HELYXによるターボ機械CFDとヴァイナスでのコンサルティングサービスの概要
弊社 技術一部 部長 澤 芳幸
HELYXはOpenFOAMをベースとして設計現場でのCFD解析をオープンソースで実現するために開発された統合パッケージソフトウェアです。HELYXでは、OpenFOAMを現場で使うためのハードルとなっているソルバの安定性の向上、メッシュ生成能力の強化、簡単に扱うことのできるGUIの搭載など、多くの点が改良されています。今回はHELYX最新版で搭載されたターボ機械解析のための機能と、ヴァイナスが提供するサポート、トレーニングやコンサルティングサービスについてご紹介します。

HELYX

HELYX-Adjoint

HELYX-Turbo

13:30 - 14:10

録画配信

Q&A Chat

HELYX 4.0: オープンソースCFDが切り開く新しい設計開発
ENGYS Brazil ゼネラルマネージャ  Mr. Lisandro Maders
2022年末にリリース予定のHELYX 4.0では、新しいUnified Solver Frameworkによって連成問題への対応が可能になります。今回の講演では、ENGYSが開発中のHELYXの新バージョンで搭載するメッシュ生成、解析、可視化などCFD設計に活用できる機能について紹介します。

HELYX

HELYX-Adjoint

14:10 - 14:20 休 憩
14:20 - 15:00

録画配信

Q&A Chat

HELYXによる空調設備でのCFD解析事例の紹介
ENGYS Brazil シニアエンジニア Mr. Gustavo Almeida
今回の講演では、データセンターのサーバールーム、電動工具の製造工場内空調、火災発生時の鉄道駅構内における排煙など、空調問題を中心としたHELYXの適用事例を紹介します。

HELYX

HELYX-Adjoint

15:00 - 15:40

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Q&A LIVE

容器詰食品加熱殺菌時の内部温度分布計算
公益財団法人 東洋食品研究所 研究部 食品加工研究グループ グループリーダー 稲葉 正一 様
缶詰のような容器詰食品は、長期間常温で保存するために耐熱性の高い芽胞菌を殺菌する必要があります。その場合、食品が充填・密封された状態で120℃前後の温度で加熱しますが、食品の劣化を抑えるために加熱殺菌条件の最適化が求められます。そこでHELYXを用いて容器詰食品内部の温度分布の計算手法を検討しています。実測値との比較において一致性の高い一様の結果が得られましたので報告します。

HELYX

15:40 - 15:50 休 憩
15:50 - 16:20

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Q&A Chat

高品質流体解析用メッシュと大規模CFDデータの効率的なポストプロセスと
最適化設計ワークフローのための
ヴァイナスのベストソリューションとコンサルティング
弊社 技術一部 畠山 恵美
ヴァイナスでは、流体解析用高品質メッシュジェネレータ「Pointwise」、CFDインテリジェントポストプロセッサ「FieldView」、多目的形状パラメータ最適設計ツール「Sculptor」などを中心に、CFDプリポストと最適化設計のためのソリューションを1996年の設立以来続けています。 特に、汎用ソルバでは対応できない流体現象を解明するCFDソルバ「CRUNCH CFD」やオープンソースソルバの「HELYX」のような、メッシュ品質に対する要求が高く、さらに大規模になりがちなデータのポスト処理への負荷が高い解析へのベストソリューションとしてPointwiseやFieldViewをお勧めしています。 さらにはSCULPTORなどを利用した最適化設計では、多数の解析を並列計算で無制限に実行できるHELYXがその強みを発揮します。 本セッションでは、ヴァイナスのソリューションのうち、DAY2のメインとなるCRUNCH CFDやHELYXをコアのCFDソルバとして、ワークフローの周囲を強力に支えるプリポストの最適化ツールを改めてご紹介します。

Pointwise

FieldView

Sculptor

HELYX

CRUNCH CFD

<海外開発元・ユーザー発表についてご案内> CRAFT Tech社からの発表は日本語による字幕の解説が入ります。
※ライブならびに録画による講演の再配信予定はございません。開催期間中のみの配信となります。
※講義の一部または全体を録音、録画、撮影、画面のキャプチャなどは禁止させていただきます。
※プログラムは都合により変更となる場合があります。予めご了承願います。
※記載された社名および商品名は各社の商標または登録商標です。

DAY1:プリ・ポストプロセッサの部   DAY2:ソルバの部   DAY3:最適設計/HPCアプリケーションの部
 
DAY3/10月7日(金):高速計算/最適設計/HPCアプリケーション
10:00 - 11:00 オープニング特別講演

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Q&A LIVE

「富岳」の時代におけるHPCの産業利用と今後の展望
東京大学 生産技術研究所 教授 博士(工学) 加藤 千幸 様
一昨年3月に、「富岳」の共用が開始されてから1年半が経過しており、この間、産業界においても「富岳」を利用したいくつかの成果が報告されています。本講演では、発表者が代表者として実施している国プロである、「『富岳』成果創出加速プログラム」の最新の成果をご紹介するとともに、今後のHPCの産業利用について展望します。

FrontFlow/blue

FrontFlow/X

富岳

FieldView Parallel

11:00 - 11:10 休 憩
11:10 - 11:30

LIVE!

Q&A Chat

ソフトウェア開発請負およびスパコン利用の促進と効率化サービスのご紹介
弊社 プロジェクト推進部 橋場 数宏
弊社のHPCアプリケーションサービスは、計算高速化、システム開発、クラウドコンピュータ利用支援を中心に推進しています。計算高速化は、数値計算プログラムの開発や高速化チューニングなどのコンサルティングサービスを提供します。システム開発では、プリ・ポスト処理や最適化ワークフローなどのお客様の業務フローを効率化するための自動化やシステム構築サービスを、クラウドコンピュータ利用支援は、社内HPCやスパコン、クラウドなどの計算資源を便利に利用するためのツールやサービスをご利用頂けます。
本セッションでは、新しくなったCCNV6.0を中心に、お客様のHPC環境を効率的に活用するためのソリューションについてご紹介します。

HPCアプリケーション開発

SMS

CCNV

11:30 - 12:00

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Q&A LIVE

ハイブリットなHPC環境におけるCCNVの活用
千代田化工建設株式会社 地球環境プロジェクト事業本部 ChASプロジェクト部 リードエンジニア 髙城 恭司 様
弊社ではHPC環境をオンプレミス(データセンター含む)とクラウドのハイブリットとして構築、運用しています。HPC環境の利用者が(ユーザ)の好みや習熟度に応じてTUI、GUIによる様々な方法を選択可能な環境を用意、運用することが、HPC環境のスムーズな利用に繋がっています。本講演では、HPC利用する上でジョブ投入・管理、データ移動等にCCNVを活用した事例を紹介します。

ANSYS Fluent

Simcenter STAR-CCM +

CCNV

12:00 - 13:00 昼休憩 および デモ
13:00 - 13:50

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Q&A LIVE

富岳が拓くSociety 5.0時代のスマートデザイン 2
特定国立研究開発法人 理化学研究所 計算科学研究センター/神戸大学大学院 システム情報学研究科
チームリーダー/教授 博士(工学) 坪倉 誠 様
理化学研究所で開発を進めている複雑現象統一的シミュレーションフレームワークCUBEと、多目的最適化や機械学習等のデータ科学を融合させた新たなデジタルエンジニアリング技術を紹介する。本講演では昨年に引き続き、自動車空力デザイン、都市・建築設計、室内環境設計、燃焼システム設計の四つの具体的課題に対して、富岳で実現を目指すスマートデザインシステムの開発の現状とこれまでに得られた成果について紹介する。

富岳

CUBE

FrontFlow/red

VFBasis

13:50 - 14:00 休 憩
14:00 - 14:30

LIVE!

Q&A LIVE

FOCUSスパコン新Q/Rシステムおよび富岳新利用制度紹介
公益財団法人 計算科学振興財団 CTO 兼 共用専門員 兼 研究部門主任研究員 博士(工学) 西川 武志 様
2022年秋からFOCUSスパコンに新たに追加されるAMD EPYC3(Milan)CPUを採用した新Q(64コア)/R(32コア)システムおよび一般供用開始するGUI sshクライアントCCNVセンターライセンス並びにスーパーコンピュータ「富岳」新利用制度、伴走型利用支援(産業利用課題)およびファーストタッチオプション(試行課題)について紹介する。

富岳

FOCUS

HPCアプリケーション開発

CCNV

14:30 - 14:50

LIVE!

Q&A Chat

技術系アプリケーション開発サービスのご紹介
弊社 プロジェクト推進部 第1開発グループ 秋永宜伸
ヴァイナスでは高い専門知識と、HPC環境で培ってきた開発技術をもとに、流体・構造解析から原子力・分子科学に渡る幅広い分野における数値計算ソフトウェアの開発、既存ソフトウェアの高度化・高機能化、スパコン「富岳」をはじめとするHPC環境へのアプリケーション移植等の請負サービスを承っております。本セッションでは最近の開発案件ならびに、「富岳」をはじめとする国内のHPCI拠点への数値計算アプリケーションの展開事例についてもご紹介いたします。

技術系アプリケーション開発サービス

14:50 - 15:00 休 憩
15:00 - 15:20

LIVE!

Q&A Chat

AIを利用した超高速で簡単に使用できる最適設計システム「OASIS AI」のご紹介
弊社 技術二部 山本 幸広
新たに製品として取り扱う予定の最適設計システム「OASIS AI」を発表いたします。
「OASIS AI」は、設計者の利用を想定して、最適化アルゴリズム選定の必要なく操作設定に手間がかからないというコンセプトで開発された最適設計システムです。最適化アルゴリズムや設計変数と目的関数の関係の導出など、最適化のプロセスの中であらゆる場面にAIが活用されており、非常に短時間で良好な最適解を得ることが可能です。
本発表では「OASIS AI」の持つ簡単な機能構成や非常にわかりやすい設定画面など概要を説明します。

OASIS AI

OpenFOAM

ANSYS

15:20 - 16:00

録画配信

Q&A Chat

新しいAI技術によるエンジニアリングの変革
OASIS AI開発元 Empower Operations Corp. CEO Gary Wang, Ph.D.
(ASME フェロー サイモン・フレーザー大学 特別教授(DP))
産業界はAI技術を事業に応用することで多大な恩恵を受けて来ましたが、現在は困難に直面し、壁に突き当たっている状況といえます。本講演では、現在のAI技術について考察し、新しいAI技術の方向性について提言します。新しいAIは、先進的なサイバーフィジカルソーシャルシステム(CPSS)を特色とした「人工世界」の時代へとエンジニアリングを変革すると考えられています。 適用事例として、小規模データに対するAI技術の応用による、アセンブリプランの最適化の実践的な例を挙げて、AIを活用した最適設計と従来型の最適設計手法の比較を行います。加えて、金属積層造形に関する複数の国家プロジェクトにおける適用事例を紹介いたします。

OASIS AI

16:00 - 16:10 休 憩
16:10 - 16:30

LIVE!

Q&A Chat

高速多数目的最適設計システム「iDIOS V2」形状最適設計パッケージ「Sculptor 4.0」の最新情報
弊社 技術二部 山本 幸広
多数目的の最適設計を高速に行う、JAXA宇宙科学研究所開発のCHEETAHを標準搭載した、両製品をご紹介します。
iDIOS V2 は、形状以外の変数設定も可能な汎用目的の最適設計システムで、本バージョンよりCHEETAH を様々なワークフロー環境で実行するためのAPIを搭載しました。この仕組みにより他の商用最適化アプリケーションからiDIOS-CHEETAHを実行可能となります。
Sculptor 4.0 は形状最適設計パッケージで、CHEETAHの他、単目的最適設計(勾配法)アルゴリズムや実験計画法(最適ラテン超方格法)を搭載しています。
今回の発表では両製品の機能情報や最適設計エンジニアリングサービスに関する最新情報を紹介いたします。

CHEETAH

iDIOS

Sculptor

16:30 - 17:20

LIVE!

Q&A LIVE

機械学習を活用した多目的設計最適化に関する最新の動向について
国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究所 准教授 博士(工学) 大山 聖 様
近年、深層学習に代表される機械学習が注目されるに従い、機械学習を活用した多目的設計最適化手法に関する研究が盛んになってきている。本発表では、機械学習を活用した多目的設計最適化手法に関する最新の動向について紹介する。また、一例として、機械学習を用いた数値流体シミュレーションの高速化手法とその空力設計最適化への適用事例を報告する。

CHEETAH

iDIOS

17:20 - 17:30

LIVE!

閉会の挨拶
弊社 代表取締役社長 藤川 泰彦
 

<海外開発元・ユーザー発表についてご案内> 海外開発元・ユーザーからの発表は英語による録画講演で、日本語による字幕の解説が入ります。
※ライブならびに録画による講演の再配信予定はございません。開催期間中のみの配信となります。
※講義の一部または全体を録音、録画、撮影、画面のキャプチャなどは禁止させていただきます。
※プログラムは都合により変更となる場合があります。予めご了承願います。
※記載された社名および商品名は各社の商標または登録商標です。