ご質問への回答集(Q&A)

既存CAE環境とTOSCAで軽量化!最新バージョンの機能と開発動向のご紹介

ドイツFE-DESIGN社 Mr. Chavdar Georgiev

TOSCAの次期開発計画に挙げている、感度ベースアルゴリズムに対応した形状最適化のプライオリティを教えてください。
当機能の開発に最優先で取り組んでいます。日本のみならずドイツのユーザーからも優先順位1位で要望を頂いております。

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CO2排出量削減に貢献!TOSCAによる風力タービンの最適化事例ご紹介

ドイツFE-DESIGN社 Mr. Manfred Fritsch

風車ナセルのトポロジ最適化において、さまざまなパターンの制約条件を与えた最適化を行っていますが、これはなぜですか?
最適化結果への製造条件が与える影響を確認するために行っています。最適化では製造条件が無しの場合が最も効率的な形状を得ることが出来ます。製造条件を加えることで、その影響を見ることが出来ます。その影響を踏まえたうえで、製造し易い設計案を導き出しています。

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中速ディーゼルエンジン・クランクケース軽量化のためのトポロジ最適化

ドイツMAN Diesel & Turbo社 Mr. Peter Böhm

最適化ツールとしてTOSCAを選定した理由は何ですか?
軽量化を実現するツールであることはもちろん選定の理由のひとつでしたが、もうひとつ選定した大きな理由があります。 それは、TOSCAが従来の概念にとらわれない斬新な骨格、すなわち基本構造を創造するための新しいアイデアを導いてくれるツールであるからです。
TOSCAを適用したトポロジ最適化検討はいつから実施していますか?
約3年前から実施しています。
対象物の大きさからかなりの大規模解析になると推測できますが運用で工夫したことはありますか?
当初最適化計算に1ヶ月かかっておりましたが現在は1-2日で行うことが出来ています。さらにFE-DESIGN社の最適設計ノウハウやソルバの高速計算機能を利用することで、最適設計の期間短縮を実現することが出来ました。
鋳造物のトポロジ最適化では、結果が製造できない形状になる場合がありますが、どのように対応していますか?
トポロジ最適化では、制約条件として最小板厚や型抜き方向、抜き勾配などの製造制約を定義することが出来ます。まず、TOSCA.topologyを 使って製造条件を満足する基本構造案を導き出し、得られた構造を元に設計者が詳細を仕上げて製品形状を作ります。

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リアホイールキャリアの多目的形状最適化における新手法

ドイツBMW社 Mr. Matthias Metschkoll

構造検討のツールとしてTOSCAはいつから使用していますか?
私の所属するシャシー部門は、約3年前から使用しています。
シャシー部門以外でTOSCAを適用している部署はありますか?
エンジン部門と車体部門で適用しています。エンジン部門がBMWにおいて最初にTOSCAを導入しました。約8年前のことです。 車体部門ではノンパラメトリック構造最適化システムTOSCAとパラメトリック最適化システムを組合わせて適用しています。

お問合せ先 株式会社ヴァイナス 技術三部

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