ヴァイナス・Hexagon (エムエスシーソフトウェア株式会社) 共催セミナー CFturboとscFLOWを活用したターボ機械の設計システムの紹介

近年、ターボ機械の設計・開発において、流体解析ソフトウェアを活用することが主流になっています。
流体解析を行う前段階の概念設計において、翼理論や経験式を用いた流路設計をします。従来では、表計算ソフト等を使用して形状パラメータを整理し、別途CAD操作により3Dモデルを作成する必要がありました。流体解析の結果を設計パラメータにフィードバックするには、改めてCAD操作による3Dモデルの変更が必要で、これらの操作に多くの工数を費やす課題がありました。

上記の課題に対しCFturboは、概念設計、3Dモデルの作成、モデル形状の変更をシームレスに行うことができます。CFturboでは、ポンプ、圧縮機、タービンといった、多様なターボ機械の設計に対応しています。軸流、斜流、遠心の各羽根車の型式にも対応し、動翼、静翼、ディフューザ、ボリュート等の各流路要素を組み合わせてモジュール化することも可能です。

他方、scFLOWは汎用熱流体解析ソフトウェアで、国内のユーザー様を中心に数多くご活用されています。scFLOWでは形状再現度が高い多面体メッシュを使用しており、簡便に高品質なメッシュ作成が可能です。また、GUIの操作性が良く、高速かつ安定した計算ソルバを備えています。
ターボ機械への活用事例も多数あり、性能出力や1ピッチモデル抽出といった、ターボ機械専用の機能も保有しています。

本ウェビナーでは、CFturboとscFLOWの連携した、ターボ機械の設計システムの事例をご紹介します。
CFturboで設計した3Dモデルを用いてscFLOWにより流体解析を行い、解析結果の出力も含めた一連の流れを提示します。これにより、両ソフトウェアの活用による業務効率化への寄与をお見せします。また、両ソフトウェア共に使いやすいGUIを備えてますので、導入障壁が低い様子もご覧いただけます。

本ウェビナーを通じて、ターボ機械における性能向上や業務効率化をご検討されている従事者に向けたご理解の一助となれば幸いです。

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開催概要

開催日時 2025年6月12日(木)13:00~16:30
※開始/終了時間は、セミナーの進行等により前後することがあります。
開催方法 オンライン開催
Web経由でご参加いただきます。
アクセス方法は、ご参加者へ追ってご案内します。
※お客様の通信環境によっては正常に受講頂けない場合がございますので予めご了承願います。対応OS・ブラウザの詳細についてはこちらをご参照ください。
定員 無制限
共催 株式会社ヴァイナス/Hexagon (エムエスシーソフトウェア株式会社)
参加費 無料(但し、事前登録を要します。)
参加お申込み方法 こちらのWEBよりお申込をお願いいたします。
ご注意事項 ・お申し込み頂いた方にはセミナー開始前に閲覧URLとパスワードを記載した招待メールを配信致します。
・お客様の通信環境によっては受講できない場合がございます。予めご了承願います。
・セミナー内容は都合により変更となる場合がございますので予めご了承願います。
ご参加者情報の取り扱いについて 本セミナーにご登録・ご参加いただいたお客様の情報(氏名、会社名、役職、メールアドレス等)は、共催各社である株式会社ヴァイナスおよびHexagon (エムエスシーソフトウェア株式会社)が、それぞれ取得・管理いたします。お預かりした情報は、各社が自社の製品およびサービスに関する営業活動の目的に限り利用し、両社間での情報共有は行いません。各社はそれぞれのプライバシーポリシーに基づき、取得した情報を適切に管理・保護いたします。本件につきまして、ご理解とご同意のうえ、ご登録くださいますようお願い申し上げます。

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セミナープログラム(オンライン講義形式)

13:00 - 13:10
オープニング挨拶 - CFturboによる3Dモデル設計とscFLOWのCFDシミュレーションによるターボ機械の設計効率化セミナー
Hexagon (エムエスシーソフトウェア株式会社) D&Eシステムズ事業部 営業本部長 下谷 智久 様
近年、ターボ機械の設計開発において年々高まる高性能化や高信頼化への要望に伴い、流体解析ソフトウェアを活用することがますます主流になっています。他方、技術者の人材不足による技術伝承の遅れや設計工数の増加といった課題を各社抱えておられます。本セミナーでは、CFturboとscFLOWの相互連携によるソリューションをご紹介します。
13:10 - 13:50
CFturboの紹介
株式会社ヴァイナス 技術二部 部長 山本 幸広
3次元ターボ機械モデラ― CFturbo は、操作性に優れたユーザーフレンドリーなGUIで、基礎的な設計理論に基づく形状設定と予測性能の確認を行い、ターボ機械の動静翼・流路・ボリュートなどから構成される3次元モデルを作成します。
ハブやケーシングの厚みや羽根付け根のフィレットを設定した材料領域や流体領域を出力してCFD/FEA等の解析や製作図面にスムーズに受け渡します。またパラメータ設定や自動実行の機能を有して、scFLOWをはじめとするシミュレーションシステムと連携して、より高い性能を求めて形状を検討することが可能です。
ここではターボ機械モデラーとしてのCFturboの概要・特長をご紹介します。
13:50 - 14:30
scFLOWの紹介
Hexagon (エムエスシーソフトウェア株式会社) D&Eシステムズ事業部 技術本部 CFDソリューション部 田口 翔理 様
scFLOWは、複雑なモデルに対する形状再現度が高い多面体メッシュを使用する汎用熱流体解析ソフトウェアです。複雑なモデルを構築するためのプリプロセッサと、高速かつ安定した計算ソルバー、美しい描画ができるポストプロセッサを備えています。GUIの操作性も良く、国内のユーザー様にも数多くご活用いただいています。本講演では、scFLOWの魅力や主要機能を紹介するほか、ターボ機械に従事するユーザー様のご活用事例についてもお伝えします。
14:30 - 14:40 休 憩
14:40 - 16:00
CFturboとscFLOWの連携
株式会社ヴァイナス 技術二部 部長 山本 幸広
Hexagon (エムエスシーソフトウェア株式会社) D&Eシステムズ事業部 技術本部 CFDソリューション部 田口 翔理 様
本セッションでは、ポンプとファンを例にCFturboとscFLOWの連携事例をご紹介します。CFturboで設計した3Dモデルを用いてscFLOWにより流体解析を行い、解析結果の出力も含めた一連の流れを提示します。両ソフトウェアの相互連携により設計業務の効率化を実現します。また、両ソフトウェア共にユーザーフレンドリーなGUIを備えており、直観的な操作が可能になっています。
16:00 - 16:20
質疑応答
株式会社ヴァイナス/Hexagon (エムエスシーソフトウェア株式会社)
16:20 - 16:30
閉会の挨拶
株式会社ヴァイナス 取締役営業本部長 山本 稲実

※プログラムは都合により変更となる場合があります。予めご了承願います。
※記載された社名および商品名は各社の商標または登録商標です。

<アンケートご協力のお願い>

現在弊社では、お客様が業務に必要な製品/技術情報をどのようなメディアを通じて収集されているかについて、アンケートを実施しております。本セミナー申込フォームの後半に、そういった主旨でアンケート項目を設けておりますので、何卒ご協力をお願いします。

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