AIを利用した次世代型最適設計システム OASIS AI
OASIS AI事例
フライホイール設計最適化
| 使用ソフト | Dassault Systemes SolidWorks Corporation社：SOLIDWORKS |
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＜ 課題 ＞
フライホイールにおけるスロットの寸法が体積と応力に及ぼす影響を調査しました。パラメータスタディを実施して設計を行うにあたり、設計目標が複数存在する場合は、最適な設計パラメータの組合せも単一の結果とはならないため、設計者のニーズに合わせたトレードオフ設計が必要となります。
▲ 最適化を実施するフライホイール |
▲ フライホイールの設計変数 |
＜ 解決策 ＞
SOLIDWORKSによるフライホイールの設計において、フライホイールの最大応力と質量の最小化を行う為に、SOLIDWORKSにプラグインされたOASIS AIで形状最適化を実行しました。最適な設計パラメータを取得するにあたり、質量目標に重みづけを行ったトレードオフ設計を実施しました。
▲ 最適化フロー |
▲ 設計変数と目的関数 |
＜ 結果 ＞
SOLIDWORKS プラグインを使用した結果、既存のワークフローを変更することなく、最大応力を14％、質量を11％低減した最適解が得られました。
▲ 最適化前と最適後の比較