CFD(流体解析)可視化ポストプロセッサ FieldView -OpenFOAM、オープンソースにも対応-

CFDポストプロセッサの業界標準
FieldView の超大規模データ対応版

FieldView Parallelのご紹介

テラバイトクラスのCFD大規模並列計算結果をPCで高速可視化

FieldView Parallelは数十億要素クラスの超大規模流体解析結果を高速に可視化評価可能とするFieldViewの並列可視化製品です。流体解析結果の高速可視化と工学評価機能に定評のあるFieldViewを、HPC環境へ適合化することにより、通常のFieldViewと同じ操作で超大規模・非定常データのポストプロセッシングを実現します。直感的で簡単な操作性で複雑な流体現象をこれまで以上にすばやく把握し設計への展開をスムーズに支援します。

速度比較アニメーション

FieldView Parallelで8並列時処理時間を最大6倍に高速化!

標準FieldView使用時とFieldView Parallel 8並列使用時の、ファイルI/O~描画・アニメーション作成までの処理速度を比較したアニメーションです。下記の2つの動画コンテンツをクリックし、その速度差をご体感ください。

◆ Smartfish Aircraft空力解析事例
  資料提供:Koni Schafroth, Team Smartfish

※下記動画コンテンツは、サンプルアニメーションにつき実際の結果は稼動環境等により異なります。予めご了承願います。

FieldView Parallel 8並列使用時

標準FieldView 使用時

 

FieldView Parallelのメリット

  • ◆ 8並列時処理速度を最大6倍に高速化!
    最大64並列まで対応!

    ※当社測定結果・シングルコア処理時比
  • ◆ 標準ライセンスで8並列まで対応(追加料金不要)!
  • ◆ サーバ上の並列計算結果ファイルをサーバ上で
    直接処理・結果、データファイルの転送不要
  • ◆ 定評の有るFieldViewの多彩で軽快な可視化・評価処理・操作性はそのまま利用
  • ◆ 大規模非定常アニメーション作成やFVXによる並列バッチ処理で大規模データも簡便に自動評価

主な特長と機能

並列サーバー上の計算データをクライアントに転送せずに高速可視化

・数億メッシュレベルの解析結果をクライアントPCで高速処理

・並列計算結果のマージ・転送が不要でネットワークへの
負荷を最適化

MPICHによる並列処理で幅広いHPC環境に対応

・Windows 8.1/10など 64bit環境・Linux 64ビット環境(RedHat, SuSeなど)

・マルチコアプロセッサ上のSMP、マルチコア、クラスタリング

・X-Windowを使用しない完全分散処理でサーバにグラフィックカードの搭載不要

複数のCFD ソルバのポストプロセッサを統合化

・汎用ソルバ(ANSYS FLUENT, STAR-CD/CCM+ , scFLOW , ultraFluidXなど)、オープンソースソルバ(FrontFlow, OpenFOAMなど)や自社開発ソルバ全般に対応

・分散処理ファイル形式(Partitioned File Parallel Read)で並列化処理性能を最大限に発揮

 

レーシングカー空力解析事例(Raven CFD / 2億要素)Image courtesy of Corvid Technologies

レーシングカー空力解析事例(Raven CFD / 2億要素)
Image courtesy of Corvid Technologies

レーシングカー空力解析事例(Raven CFD / 2億要素)Image courtesy of Corvid Technologies

大規模ポリヘドラルメッシュを並列で高速処理!
(STAR-CCM+ / 5千万要素)

レーシングカー空力解析事例(Raven CFD / 2億要素)Image courtesy of Corvid Technologies

FieldView Parallel Scalability
(8並列時・分割ファイル並列読込時)

レーシングカー空力解析事例(Raven CFD / 2億要素)Image courtesy of Corvid Technologies

風力発電用タービン解析事例
(2千万要素/275重合格子/非定常)
Image courtesy of Intelligent Light.