マルチサーバーCAE実行システム CCNV

社内サーバー、スパコン、HPCをPC知識で簡単に利用できる強力なツール

スーパーコンピュータ「富岳」をはじめ多種多様なHPC(High Performance Computing)環境を活用してきた当社の25年以上の経験と実績を通じて自社開発した、HPC利用を簡便化して日々の業務効率を向上するツールです。
利用者はCCNVでスパコン・HPCを簡便に利用できるため、HPCセンターや企業内サーバーの利用推進に役立ちます。

  • PCからマウス操作でファイル転送、ジョブ実行を行い、HPCを簡単に利用
  • FOCUSスパコン、「富岳」、HPCIスパコン、AWS、Azure、NEC、Lenovoなど各種HPCに対応
  • 管理者により接続先サーバーの設定・制限が可能
  • C3高速ファイル転送(有償オプション)で大容量ファイルを高速にファイル転送
スパコン運営側向けの契約方式

FOCUSスパコンに「CCNV」が導入されています
FOCUSスパコンをご使用中のお客様は、CCNVを無料でご利用いただけます。
詳細は、導入事例「FOCUSスパコン」をご参照ください。

CCNVの特長

スパコンをPC感覚で簡単に利用

設計部門でのクラウド・HPCサーバーの利用を促進します。

GUIでジョブ実行&モニタリング

各種ジョブスケジューラに対応したGUIから簡単に計算ジョブを実行・監視ができます。

接続先サーバーを制御して簡単に切り替え

ユーザーは、管理者が接続を認めた社内サーバー、クラウドサーバーをワンクリックで切り替えができます。

C3 高速ファイル転送(有償オプション)

スパコンで計算した大容量・多数のファイルをインターネット経由で高速にダウンロードできます。

CCNVの機能

基本機能

ファイル転送/Zip圧縮ファイル転送/リモート編集/ストレージモニター/ジョブ実行モニター/ジョブ収束モニター/ソルバーインターフェイス/Calcサーバー料金試算/Amazon S3 接続/管理機能

有償オプション

ソルバーパッケージ/C3 高速ファイル転送/FOCUS C3高速ファイル転送/アカウントマネージャー

近年、オープンソースの利用が進むと共に、商用ソルバもクラウド・HPCサーバーでライセンス利用できるようになってきました。それに伴い、数値解析では社内サーバーと社外計算機のクラウド・HPCサーバーを目的毎に切り替えながら利用することが一般的になりつつあります。しかし、HPCサーバーの利用にはLinuxの専門知識が必要で、解析計算の進行状況が見えない、またデータ転送に時間がかかるなど、設計部門での利用の普及にはいくつかの課題がありました。

ヴァイナスはこれらの課題を解決し社内サーバーや複数のクラウド・HPCサーバーを簡単に切り替えてファイルを高速に転送する機能などを備えたマルチサーバーCAE実行システム『CCNV』を開発しました。CCNVを利用することにより、多種多様な社内外のHPCサーバーを誰でも簡単に利用できるようになり計算コストの削減や短時間での計算結果の取得が実現できるようになります。