新年のご挨拶

株式会社ヴァイナス 代表取締役社長 藤川 泰彦

2019年1月

株式会社ヴァイナス
代表取締役社長 藤川 泰彦



新春の候、ますます御健勝のこととお喜び申し上げます。
平素は格別のご高配を賜り厚くお礼申し上げます。

昨年末よりエスカレートしてきた米中貿易摩擦は、世界経済に大きな影響を与え、 年頭には米国大手IT企業の業績下方修正の発表、株価の下落と世界経済は大荒れの スタートとなりました。我が国においても経済指標が年頭で大きな下げを記録し、 為替変動も大幅に変動するなど日本経済は不安定な状態で動き始めました。

さらにEUに目をやれば、経済体制の見通しは余談を許さず、国際経済は益々 不透明感が増しています。加えて各産業界は脱炭素社会やシェアエコノミーなどに 対応する革新的な製品の開発とそれを支える技術開発とで、大きなパラダイム シフトを迎えています。このような不安定な経済状況下にあり、ものづくり業界に とって、2019年のCAE/CFDソフトウェアや計算環境については、投資効果に優れた 選択肢が、より強く求められます。

CAE/CFDシステムとその運用も、こういった経済のパラダイムシフトに対応 したコストパフォーマンスの見直しが必須となります。経済環境が大きく変化して いる今こそ、CAE/CFDシステム運用のための変革が必要と考えます。

弊社は今年、従来製品のサポートやトレーニング体制を強化すると共に、 (1)Adjoint法によるトポロジー最適とパラメータスタディ形式の最適化、双方の 使い分けの提案、(2)最適アルゴリズムの高度化による多目的最適設計の計算 高速化とライセンス料金の低額化、そして(3)大規模複雑解析結果を全ファイル 可視化クライアントに転送せずに、効率良く可視化やグラフ化するための固有直交 分解(POD)や動的モード分解(DMD)のソリューションやスクリプト製品を リリースし、ポストプロセス利用の選択肢を広げます。

また、オープンソースと各種HPCクラウドコンピュータを簡単かつ効率良く利用する ためのサポート体制を強化してまいります。

弊社は本年もお客さまが変革の時代を勝ち抜くための最適なソリューションを提供 する最高のパートナー『Best Partner for Best Solution』を目指してまいります。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 ヴァイナスのソリューション 2019年ハイライト

2019年の製品とサービスのハイライトは下記URLをご覧ください。

以上

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