講演の見どころ

本年もヴァイナスユーザー会「VINAS Users Conference 2016」を10月13日(木)・14日(金)に開催いたします。コンファレンスの"見どころ"をマーケティング 室よりご紹介させて頂きます。

オープニングと基調講演・特別講演の見どころ

【オープニング】[DAY 1 ホールA・B]
さらなる製品性能とコストパフォーマンス向上のためのヴァイナスのサービス

株式会社ヴァイナス 代表取締役 藤川 泰彦

OpenFOAM®(HELXY®)による流体騒音、CHT、アジョイント法による最適化などを対象とした数値計算や、クラウドコンピュータの活用による設計レベルの向上、ならびにAI(人工知能)や信頼性、不確実性解析などの今後のものづくりのテーマに対するヴァイナスのサービスの取り組みを紹介する。

【基調講演】[DAY 1 ホールA・B/17:30-18:30]
大規模解析はイノベーションを生み出せるか
─ 形状工夫不要な流体機器設計の実現を目指すCFDを例に ─

東京理科大学 工学部 情報工学科 教授 藤井 孝藏 様

大規模シミュレーションが何故今求められているのか、そこからイノベーションは生まれるのかを実際のプロジェクト成果を通じてご講演。

【基調講演】[DAY 1 ホールB/9:50-10:50]
スーパーコンピュータが拓く創薬計算の未来

京都大学大学院医学研究科 教授 奥野 恭史 様

製薬会社22社と共同で取り組むスパコン創薬、ビッグデータ創薬の実例および、創薬計算の可能性についてご講演。

【特別講演】[DAY 1 ホールA/16:45-17:20]
大規模数値シミュレーションの実証研究の現状と実用化に向けた課題

東京大学生産技術研究所 教授 加藤 千幸 様

国プロで開発した乱流音場解析ソフトウエアFrontFlow/blue(FFB)を用いた実証研究の成果とその実用化に向けた課題についてご講演。

CFDプリ・ポストとオープンソースソルバ [DAY1 ホールA] の見どころ

CFDインテリジェントポストプロセッサ『FieldView』と流体解析用高品質メッシュジェネレータ『Pointwise』、OpenFOAM®の機能強化版『HELYX®』を中心としたセッションです。

  • FieldView関連では、開発元Intelligent Light社より最先端CFDワークフローと、ユーザ様より京コンピュータによる大規模自動車空力解析事例を発表
  • Pointwise関連では、今年リリースのPointwise V18と新しい非構造ハイブリッドメッシュ生成機能、そして航空、建築、自動車などへの適用事例を発表
  • HELYX®関連では、HELYX®の最新情報・ロードマップやOpenFOAM®との差異について発表
  • 神戸大学大学院 システム情報学研究科様より、数十億要素の大規模自動車空力解析結果をFieldView XDBにより効果的に可視化処理を実現した事例をご紹介
  • (株)本田技術研究所様より、FieldViewクライアント・サーバ並列処理により実車サイドミラー周りの微細な渦構造レベルでの大規模可視化の成功事例をご紹介
  • 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)様より、宇宙機開発における微小な複雑形状も考慮した大規模格子生成と大規模可視化のチャレンジをご紹介
  • 千代田化工建設(株)様より、計算速度向上と計算コスト削減を目指して、HELYX®等のオープンソースCFDソフトウェアを使用した各種適用事例についてご紹介
  • 川崎重工業(株)様より、HELYX®製品群の中でも船舶のCFD計算に特化したHELYX-EcoMarineによる計算事例についてご紹介

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/ugm2016/program.html#day1_a

医療・創薬と大規模解析 [DAY1 ホールB] の見どころ

弊社が創業以来蓄積してきた大規模高速計算プログラムを高速化・安定化するための手法と運用方法をご紹介し、従来の機械設計分野に加えポスト京などでの医療・創薬のライフサイエンス分野の超大規模計算の運用計画等をご発表頂きます。

  • 計算高速化コンサルティングサービス関連では、弊社が展開する、数値計算コードの高速化サービスの他に高速・高安定な線形ソルバライブラリ『Super Matrix Solver』やHPCアプリケーションの運用受託サービス『VECAMS』を発表
  • 公益財団法人 先端医療振興財団様からは、スパコン「京」などのHPCと連携して高精度予測計算が実行可能な創薬アプリケーションの開発と、HPC連携上の課題、その解決の展望などについてご紹介
  • 帝人ファーマ(株)様より、「京」の製薬産業応用と技術開発を目的とする産学コンソーシアム(KBDD)での計算科学技術やICT技術への具体的ニーズとHPCでの予測事例をご紹介
  • 立教大学様より、生体高分子の機能解析や創薬で使われるFMO計算を行うソフトウェア「Abinit-MP」の開発状況や人造ペプチドと固体表面の相互作用解析などのものづくり分野における適用事例をご紹介
  • 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)様より、並列計算時のロードバランスや通信量の面で利点のある、Eulerian-Eulerianな噴霧流の解析手法についてご紹介
  • 九州大学様情報基盤研究開発センター小野先生より、今後の計算機アーキテクチャの主流となる、低B/F環境における高速計算技術や、シミュレーションを設計上流において効果的に活用するためのアプローチについてご紹介
  • 東電設計(株)様より、弊社製品の『Super Matrix Solver』の適用を中心とした高速化コンサルティングサービスにより、内製ソルバによる非線形地震応答解析を10倍以上高速化された事例をご紹介

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/ugm2016/program.html#day1_b

HELYX®(OpenFOAM®)とターボ機械設計(自動車・ターボチャージャ・一般回転機器) [DAY2 ホールA] の見どころ

ターボ機械の性能向上と設計業務効率化、OpenFOAM®の機能強化版『HELYX®』の設計利用をお考えの方のためのセッションです。

  • TURBOdesign関連では、翼形状の多目的最適設計に着目、特に空気力学と応力/振動を考慮した複合領域最適設計に有効な新機能について発表
  • CCNV関連では、HELYX®をクラウドサーバーでオンデマンド実行ができる新サービスや、HPCサーバー上の解析データを自動でオンラインストレージにバックアップする新サービスなど、デモを交えて発表
  • HELYX®関連では、圧力-速度連成やアジョイント最適化などの機能を持つHELYX®のアドオンソルバ群について、機能や各種適用事例を発表
  • 英国 Honeywell Turbo Technologies社様より、ターボチャージャの世界的トップメーカとして知られる同社における、TURBOdesign1の逆解法による遠心コンプレッサ設計事例をご紹介
  • 日揮(株)様より、HELYX-SAS®による、外部計算機を使用したプラント施設の気流解析事例についてご紹介

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/ugm2016/program.html#day2_a

最適設計とワークフロー自動化(航空宇宙・重工業・自動車機器)[DAY2 ホールB] の見どころ

CAEプロセス自動化・統合化システム『Phoenix』とオープンソース型最適設計システム『DAKOTA』、メッシュモーフィング技術により形状最適設計を効率化するフルパッケージシステム『OCC-Expert/Sculptor』を中心としたセッションです。

  • Phoenix関連では、ModelCenterV11.2.3の機能と、欧米の航空宇宙、重工業企業におけるPhoenix製品の活用事例を発表
  • DAKOTA関連では、流体解析ソルバFrontFlow/blueとの連携による自動車車体の空力最適化事例を、DAKOTAの設定内容を交えて発表
  • OCC-Expert/Sculptor関連では、開発元Optimal Solutions Software社によりタービン翼の流体・構造検討をモーフィングを利用した形状合せ込み機能(Shape Matching)を利用して行った事例を発表
  • 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)様より、高速流体解析ソルバFaSTARの開発経緯、解析機能、高精度かつ高速な計算手法、適用事例をご紹介

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/ugm2016/program.html#day2_b

参加登録申込

ワークショップ

お知らせ-NEWS-

2016.10.14
好評のうちに本会は終了いたしました。ご参加頂きましたお客様ならびにご協力頂きました皆様には深く御礼申し上げます。
2016.09.26
講演の見どころ!!をアップしました。
2016.09.12
ワークショップの受付開始しました。
2016.09.12
参加登録申込受付を開始いたしました。
2016.09.08
プログラムアップしました。
2016.09.08
協賛企業一覧アップしました。
2016.09.07
開催のご挨拶をアップしました。
2016.09.06
展示案内アップしました。
2016.08.10
「VINAS Users Conference 2016」WEBサイトをプレオープンしました。

開催会場:東京コンファレンスセンター