ここが見どころ

このページでは、技術面の問題・課題を解決した事例や、革新的な開発をされた新しいユーザー事例を下記の通りご案内させて頂きます。

オープニングと基調講演・特別講演の見どころ

オープニング~クラウドサービスを活用した新しい設計スタイル [DAY 1] 
株式会社ヴァイナス 代表取締役 藤川 泰彦

最適設計のためにオープンソースソフトウェアやHPCクラウドコンピュータの適宜利用が進んでいます。オープニングでは、これらを高速専用回線で結び、シームレス感覚で利用できるCCNVのコンセプトや設計ノウハウをシステム化しフルターンキーで実行するなど、変化する時代を先取りした(株)ヴァイナスの今後のソリューションを説明します。

基調講演 [DAY 1/17:30-18:30]
製造業におけるものづくりと価値づくりのマネジメント:コア技術と意味的価値の重要性
一橋大学イノベーション研究センター センター長・教授 延岡 健太郎 様

ものづくりの価値をテーマにご講演頂きます。「価値づくり」により、高価でも顧客が喜んで購入する商品・サービスを創出・提供することで、持続的な差別化と優位性を得ることができます。更に、機能・スペックをベースにした「機能的価値」に留まらず、特定の顧客が主観的に意味付ける価値である「意味的価値」とその実現に求められる徹底的な技術蓄積について事例を交えてご講演頂きます。

特別講演1 [DAY 1/16:45-17:25]
大規模流体解析の産業応用~現状と今後の展望~ 東京大学生産技術研究所 教授 加藤 千幸 様

ラージ・エディ・シミュレーション(LES)を用いた非定常解析手法の発達とスーパーコンピュータの高性能化により、複雑な乱流現象を直接シミュレーションできる範囲が広がりつつあります。従来は予測が困難であった乱流現象を含む工学的課題に対して高精度な大規模流体解析を行った事例と、産業界における設計適用の現状と今度の展望をご講演頂きます。

特別講演2 [DAY 1/16:45-17:25]
いま世界で起きているシステム開発方法論の革新
慶応大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科 白坂 成功 様

最新のシステム開発方法論として、システムズ・エンジニアリングやMBSE(Model-Based Systems Engineering)の最新動向を紹介します。MBSEは、部品が多く複雑かつ高い品質が求められる、航空・宇宙、防衛、自動車などの製品やサービスを対象に、欧米を中心に適用・運用が始められておりその事例などをご紹介します。

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CFDプリ・ポストプロセス [DAY1 ホールA] の見どころ

CFDインテリジェントポストプロセッサ『FieldView』と流体解析用高品質メッシュジェネレータ『Pointwise』を中心としたセッションです。

  • FieldView関連では、開発元米国Intelligent Light社からこれまでのCFD解析への取り組みと、自動車メーカーにおけるワークフロー構築による大規模CFD解析評価自動化の紹介
  • Pointwise関連では、開発元米国Pointwise社からT-REX(境界層ハイブリッド自動メッシュ)の最新情報と欧米での設計・開発・研究現場におけるケーススタディを紹介
  • 米国NASA様より宇宙船脱出システム設計における大小さまざまなパーツから構成されるシミュレーションモデルの構築で『Pointwise』を活用した事例を発表
  • スズキ(株)様からはスーパーコンピュータ「京」を利用した、数億から十数億メッシュ、非定常解析、テラバイト規模、多数のケースでの膨大な結果データ処理をFieldViewによるワークフローでの実現事例を紹介
  • 千代田化工建設(株)様では、FOCUSスパコンと『Pointwise・FieldView・CCNV・OpenFOAM®』によるプラントを対象とした大規模解析の検討事例を紹介
  • (一財)日本造船技術センター様からは世界で初めての数百億格子を用いた船体周り流れ場の準直接計算と、国内初の『T-REX』による境界層ヘキサメッシュの適用事例を発表
  • (独)理化学研究所様より、弊社が開発に携わった大規模並列粒子計算ライブラリLPTlibの計算手法と活用事例を発表

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最適設計・ワークフロー・SDM [DAY1 ホールB] の見どころ

『軽量化コンサルティング』また、多目的最適設計ワークフロー構築アプリケーション『Phoenix』をメインとしたセッションです。軽量化と強度剛性の両立に取り組んでおられる方、シミュレーションデータを管理したい方には是非ご聴講をお勧めします。

  • TOSCA開発元のダッソー・システムズ(株)(旧ドイツFE-DESIGN社)よりコンサルタントエンジニアが来日し、最新機能や非線形現象を考慮した難易度の高いトポロジ最適化のテクニックを紹介
  • (株)リケン様より、アルミ鋳造品の減肉による限界設計のコンサルティング事例を発表
  • 最新バージョン『TransMagicR11』で強化されたCADデータ修復、分析、編集機能を紹介し、会場内フリー体験コーナーを設置
  • 『Phoenix』では、ワークフローを利用した最適設計システム構築に加え、解析データと連携した拠点・企業間の協業を実現する新機能ならびに提案を紹介
  • 海外事例は、『Phoenix』製品を利用したAirbusやロケット設計(AFIT)、CubesatのMBSE適用(小型衛星)、バージニア工科大の航空機、船舶設計などの事例を発表
  • (独)宇宙航空研究開発機構(JAXA)様から 大規模・複雑化そして拠点・企業間を超えた利用など、高度に進化する解析業務をワークフローにより50%以上の効率化を実現した事例を発表

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ターボ機械最適設計とオープンCFDソルバ [DAY2 ホールA] の見どころ

ターボ機械の性能向上と設計業務効率化、オープンCFDソルバを設計利用にお考えの方向けのセッションです。

  • (独)宇宙航空研究開発機構(JAXA)様開発による世界最速計算の圧縮流体解析ツール『FaSTAR』(計算速度は他商用ソルバの10倍)をベースにヴァイナスが設計利用のために高機能化した『V-FaSTAR』を紹介
  • OpenFOAM(R)を元に機能強化した英国Engys社開発の『Helyx-CORE』ソルバと『Pointwise』/『FieldView』と直接接続するGUIを備えた『Helyx-SAS』の紹介とEngys社より、従来の分離ソルバに比べ計算速度が約10倍早い連成ソルバの紹介
  • (株)電業社機械製作所様による、各種オープンソースCFDソルバを対象とした、設計実務応用メッシュモデルと計算ロバスト性相関調査の具体例の発表
  • 『TURBOdesign』開発元の英国ADT社からは圧縮機・タービンの適用事例の紹介、ならびにTURBOdesign Suite 5.2.3以降の最新機能情報を紹介
  • 英国SPX ClydeUnion Pumps社から型式選定・1D性能予測から3D設計・CFD/実験による性能評価という遠心ポンプの一連の設計実務の中での『TURBOdesign』の活用事例の発表
  • テラル(株)様から『TURBOdesign』逆解法の設定変数によるパラメータスタディを実施し軸流ファンの高効率化に向けてに取り組んだ事例を発表
  • SCULPTORについて開発元の米国OSS社より日産GTRの空力性能検討をはじめ複数の事例、ならびに『SCULPTOR Server』等、v3.6新機能情報を紹介
  • サンデン(株)様から、『SCULPTOR』とOCCを活用してHVACのケース形状内流れの改善に向けて取り組まれた事例の発表

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HPCクラウドコンピューティングと高速計算技術 [DAY2 ホールB] の見どころ

弊社が創業以来蓄積してきた大規模高速計算プログラムを高速化・安定化するための手法と運用方法をご紹介し、これらの技術を活用した弊社の技術支援サービス、ならびにクラウドコンピュータ環境を利用して設計部門でも安全かつスムーズに数値解析業務を実行、管理する手法をご紹介致します。

  • 千代田化工建設(株)様でもご好評をいただいております『CCNV』のFOCUSスパコンデータの高速ダウンロードサービスや、新しいアプリケーション実行機能、タブレット端末を用いた情報共有のご提案などの紹介
  • (公財)計算科学振興財団様より、産業界専用の公的スーパーコンピュータFOCUSスパコンの産業利用状況などについて発表
  • 設計開発分野でのクラウドサービスの利用は避けられないモーメンタムがあり、その利用に際して考慮しなければならないセキュリティや通信の課題を取り上げ、ヴァイナスとしての解決策を提示
  • HPCアプリケーションの運用受託サービスである『VECAMS』、弊社開発の高速・高安定な線形ソルバライブラリ『Super Matrix Solver』および内製コード の高速化コンサルティングサービスの紹介
  • (独)理化学研究所 計算科学研究機構様より、理論分子科学ソフトウェアNTChemの概要と、京コンピュータを用いた分子の超並列計算の発表
  • 弊社開発の線形ソルバライブラリ『Super Matrix Solver』のうち、SMS-AMGおよびSMS-MFの適用事例として、(株)HASL様よりプラスチック押出成形シミュレータでの活用例の発表
  • (独)宇宙航空研究開発機構(JAXA)様より、弊社が開発に携わった液滴の形状評価に関わるライブラリの活用例として、液噴流初期微粒化過程における液滴の形状分布を可視化した事例の発表

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ワークショップ

お知らせ-NEWS-

2014.10.20
『 VINAS Users Conference 2014 』開催レポートを公開しました。
2014.10.10
好評のうちに本会は終了いたしました。ご参加頂きましたお客様ならびにご協力頂きました皆様には深く御礼申し上げます。
2014.09.17
ここが見どころ!!をアップしました。
2014.08.29
参加登録申込受付を開始いたしました。
2014.08.29
プログラムアップしました。
2014.07.25
展示案内アップしました。
2014.07.22
協賛企業一覧アップしました。
2014.07.07
開催概要アップしました。
2014.07.04
「VINAS Users Conference 2014」WEBサイトをプレオープンしました。

開催会場:東京コンファレンスセンター