オープンソースとCFD Big Data/軽量化と信頼向上のための設計業務効率化   航空宇宙・重工業分野におけるCFDの応用と最適化/HPCクラウドコンピューティングと高速計算技術   FieldView・Pointwise・Phoenixワークショップ/TOSCAワークショップ
オープンソースとCFD Big Data 航空宇宙・重工業分野におけるCFDの応用と最適化
FieldView ワークショップ 10月9日(水)
Pointwise ワークショップ 10月9日(水)
Phoenix ワークショップ 10月9日(水)
軽量化と信頼向上のための設計業務効率化 HPCクラウドコンピューティングと高速計算技術
オープンソースとCFD Big Data プログラム
9:00 – 9:30 受付
9:30 - 10:00
【オープニング】
クラウドコンピューティング時代における新たな設計スタイル
株式会社ヴァイナス 代表取締役社長 藤川 泰彦
10:00 - 10:15
マルチウィンドウ表示と高速粒子可視化を実現するFieldView V14のご紹介
弊社 技術一部 プロダクトGr. 桧垣 真也
FieldView次期バージョン V14では数多くの新機能の搭載を予定しており、なかでも新GUI:マルチウィンドウ表示機能により、同時に多角的な表示を行うことが可能になります。その他、新しいベクトル表示機能、粒子表示速度の高速化など大幅な改良を予定しております。本発表ではFieldView V14の新機能を中心に、FieldViewを活用した効率的な可視化手法をご紹介します。
FieldView
10:15 - 10:55
HPC性能を活用した設計現場のためのCFDワークフロー
(原題:“Engineered CFD Workflows for Effective HPC Performance”)
米国Intelligent Light社
創業者・ゼネラルマネージャー Mr. Steve M. Legensky
FieldView
CPUコア数の増大は、CFDユーザーへより多くの解析結果出力、より詳細な現象把握を実現しましたが、一方、これらを有効活用するには設計プロセスやデータ保管方法の見直しが必要と言えます。今回の発表では、ハードウェアのコストを抑えたうえで詳細なCFD解析結果を得ることができる新しい設計ワークフローを提案します。
10:55 - 11:35
超大規模CFDの設計・エンジニアリングへの適用
(原題:“Analysis of Extreme Scale CFD Engineering Applications”)
米国Intelligent Light社
先行技術開発グループマネージャー Dr. Earl P.N. Duque
FieldViewFrontFlow/blue
超大規模CFDシミュレーションでは、FieldViewで対応しているような並列処理やバッチ処理機能が必要不可欠になります。今回の発表では、このような事例のうち1000億格子規模の高揚力輸送機と風力発電について紹介します。
11:35 - 12:15
エンジニアリング分野におけるクラウド活用と事例
千代田化工建設株式会社
エンジニアリングソリューションユニット 石川 恭司 様
FieldViewPointwiseOpenFOAM
プラント建設を始めとしたエンジニアリング分野における、HPC計算機(クラウド)の活用方法や問題点と、活用事例としてプラントを対象とした大規模なモデルの検討事例を紹介します。
12:15 - 13:35 昼休憩 および デモ ※5Fホワイエにてショートプレゼンテーションを実施します。
13:35 - 13:50
アドバンシングフロント法とT-REX機能により高品質な非構造格子生成を実現するPointwise V17.1
弊社 技術一部 プロダクトGr. 橋本 政典
最新のPointwise V17.1において、高品質な非構造サーフェスメッシュを生成するアドバンシングフロント法の搭載や、複雑形状に高品質な境界層を生成するT-REXの機能強化など、メッシュ生成業務を効率化する強力な機能が搭載されました。Pointwise V17.1の全貌を事例を交えてご紹介いたします。
Pointwise
13:50 - 14:30
設計業務を効率化するPointwiseによるCAEワークフロー
(原題:“Efficiently Managing CAE Workflows with Pointwise”)
米国Pointwise社
副社長 Dr. Richard J. Matus
Pointwise
Pointwiseは高品質メッシュ生成ツールとして有名ですが、CAEのワークフローを高いレベルで統合することができるという側面を持っています。今回の発表では、Pointwiseの設計解析ワークフローへの適用について、様々な分野での事例をご紹介いたします。
14:30 - 15:10
Pointwise とShipIR/NTCSによる赤外線信号と測定感度の予測
(原題:“Predicting Infrared Signature and Susceptibility with Pointwise and ShipIR/NTCS”)
カナダW.R. Davis Engineering 社
主任研究員 Mr. Chris Sideroff, Ph.D.
PointwiseFluent
ShipIR/NTCSは、戦艦や航空機から放射される熱赤外線やその測定感度を予測するための総合的なエンジニアリングツールのソフトウェアです。PointwiseはShipIR/NTCSの解析プロセスに組み込まれており、メッシュ生成工数の削減と、ShipIRと CFD (ANSYS Fluent)の連成解析を実現します。
15:10 – 15:25 コーヒーブレイク および デモ ※5Fホワイエにてショートプレゼンテーションを実施します。
15:25 - 15:55
石炭火力発電の高度化に向けた数値解析技術の開発
一般財団法人電力中央研究所
エネルギー技術研究所 上席研究員 渡邊 裕章 様
FieldViewFrontFlowRedStarCD
我が国における安定的な電力供給のため、燃料のコスト削減や調達リスク低減の観点から、石炭火力発電に注目が集まっています。本報告では、数値解析技術を活用した石炭火力発電の燃料多様化や環境影響物質の排出量低減に向けた取り組みについて紹介します。
15:55 - 16:35
設計利用のためのユービキタスなアプリケーション開発
独立行政法人理化学研究所 計算科学研究機構
可視化技術研究チーム チームリーダー 小野 謙二 様
FieldViewFromtFlow/Violet Cartesian
本講演では、PCからプライベート/パブリッククラウド、スパコンに至るまでの様々な種類の計算機資源を活用し、実設計において迅速な意志決定を支援するCAEを実現するためのアプリケーション開発の視点について議論します。
16:35 – 17:15
【特別講演】
FrontFlow/blueによる大規模な実用計算の最新成果
東京大学生産技術研究所
教授 加藤 千幸 様
FieldViewPointwiseFrontFlow/blue
FrontFlow/blue(FFB)は数万を超えるコアを利用した並列計算にも対応した、高い並列化効率と計算精度とを有する有限要素法による汎用熱流体解析ソルバーです。本講演では京やFX-10を用いた、FFBによる実用計算の最新成果を紹介します。
17:15 – 17:30 ブレイク
基調講演
17:30 – 18:30
スーパーコンピュータ「京」の概要と産業利用
独立行政法人理化学研究所 計算科学研究機構
コーディネーター 伊藤 聡 様
世界最高レベルの性能を誇るスーパーコンピュータ「京」の概要とその活用事例、とくに産業利用の現状について説明する。合わせて、今後の取り組みや産業利用に求められることについても触れたい。
懇親会
18:30 – 20:30
皆様の情報交換の場として是非ご参加ください。
●会場:東京コンファレンスセンター・品川 5 F ホワイエ(大ホール前)
※尚、手配の都合上、ご出欠を参加お申込時にお知らせ下さい

発表で使用されるアプリケーション/プラットフォーム

※プログラムは都合により変更となる場合がございますので予めご了承願います。
※記載された社名および商品名は各社の商標または登録商標です。

軽量化と信頼向上のための設計業務効率化 プログラム
9:00 – 9:30 受付
9:30 - 10:00
【オープニング】 (ホールAより中継)
クラウドコンピューティング時代における新たな設計スタイル
株式会社ヴァイナス 代表取締役社長 藤川 泰彦
10:00 – 10:15
TOSCA7.3による軽量化と信頼性向上のための当社の取り組み
弊社 技術三部 部長 高岡 秀年
世界最高水準の軽量化と信頼性の両立には、最新の最適化技術の活用が必須です。本セッションでは、ドイツ主要自動車メーカー採用の最適設計システムTOSCAと、国内自動車・航空機メーカーでの設計経験を有する弊社エンジニアによる構造最適設計コンサルティング・サービスについてご紹介致します。
10:15 – 10:55
世界における最適化技術の技術動向
(原題:“Global Trends in Optimization Technology”)
ドイツFE-DESIGN社
国際ビジネス・ディベロップメント・ディレクター Mr. Henning Staufenberg
自動車業界をはじめとする各産業界では、最適化とプロセス自動化の技術を用い、信頼性が高く革新的な製品を短期間に開発することが進められています。本発表では、FE-Design社が開発したTOSCAの概要と最適化技術の世界における動向を発表します。
10:55 – 11:35
最新バージョンTOSCA7.3の新機能の概要紹介
(原題:“Overview of New Functionalities in the Latest TOSCA Structure Version”)
ドイツFE-DESIGN社
テクニカル・セールス・ディレクター Mr. Chavdar Georgiev
最適化技術のリーディングカンパニーであるドイツFE-DESIGN社より、最新バージョンTOSCA7.3の最新情報として、ANSYS WB上で稼働するTOSCA GUI「TOSCA Extension」やビード最適化における反力考慮等の等の既存機能の改善に加え、新たに加わった機能の概要をご紹介致します。
11:35 – 12:05
TOSCAによる鉄道車両構体の最適化に関する事例紹介
公益財団法人鉄道総合技術研究所
鉄道力学研究部 計算力学 研究室長 高垣 昌和 様
TOSCANX Nastran
近年、鉄道の車両構体は、安全性や快適性の向上のために重量が増加傾向にある一方で、省エネが求められており、強度向上と軽量化の両面の検討が必要です。そこで、TOSCAによる車両構体の構造最適化について検討した事例をご紹介します。
12:05 - 13:25 昼休憩 および デモ ※5Fホワイエにてショートプレゼンテーションを実施します。
13:25 – 13:55
車体牽引装置取付け構造の最適化
株式会社本田技術研究所 四輪R&Dセンター
第11技術開発室 第5ブロック 主任研究員 森田 孝 様
TOSCAMSC NastranAbaqus
自動車の車体後部にある牽引装置取付け部周辺は、薄板を中心に構成される構造を取ります。本事例では、TOSCAビードを活用することにより、要求される強度性能を満たしながら軽量化にトライした事例をご紹介します。
13:55 – 14:35 Phoenix Integration社 チャネル開発 ディレクター Ph.D Scott Ragon
Phoenix ModelCenterを適用した構造解析最適設計事例のご紹介
米国Phoenix Integration社
リサーチ部門 ディレクター Scott Ragon, Ph.D.
Phoenix
簡単な製品ならびに最近の航空機構造分野および建築設計分野の事例をご紹介します。また、これらの事例の中でワークフローを使った自動化、応答局面、実験計画法、最適化、信頼性解析そしてクラウドコンピューティングについてご説明します。
14:35 – 14:50 コーヒーブレイク および デモ
14:50 – 15:05
TransMagic 最新バージョンR10の機能紹介
弊社 取締役 マーケティング部 部長 杉野 徹
TransMagic R10では、GUIの日本語化により3D CADデータ面の修復や異なる3D CADシステム間のデータ変換をより簡便に実行できるようになりました。更に、新たに3次元測定器で計測した製品形状と3Dモデルの比較と精度検証を行うMagicCheckがサポートされました。本セッションでは、TransMagic R10の特長と新機能をご紹介します。
TransMagic
15:05 – 15:45
TransMagicが提供するCADデータ変換・修復・比較・検証の最適な手法
(原題:“A Better Way to Translate, Repair, Compare, and Validate CAD Data”)
米国TransMagic社 創業者・CTO Mr. Craig Dennis
TransMagic
ほとんどの製造業ではCADシステムを利用して、複数サプライヤとのデータ交換を行っていますが、データ交換を行う過程でCADデータの精度上の問題が発生するために多大なコストをその修復などにかけているのが現状です。TransMagicは、CADデータのネイティブデータを扱うことで、CAD]データの変換・修復・比較・検証のベストなツールです。今回は、TransMagic R10の最新機能をご紹介します。
15:45 – 16:00
設計者のための強連成解析システムOOFELIE::Multiphysicsの紹介
弊社 技術三部 部長 高岡 秀年
構造・熱・電場・流体などの各物理場を同時に考慮できるOOFELIE::Multiphysicsの概要を紹介します。MEMSデバイス向けに特化した機能や、熱・構造連成、流体・構造連成を考慮した適用事例などをご紹介いたします。
16:00 – 16:40
OOFELIE::Multiphysicsによるロバスト・マイクロ・システムの設計
(原題:“OOFELIE::Multiphysics for Robust Micro Systems Design”)
ベルギーOpen Engineering社
ゼネラルマネージャー Mr. Pascal De Vincenzo
Open Engineering社で開発された強連成解析システムOOFELIE::Multiphysicsはマイクロ・システムの挙動を高精度に解析するために産業界で広く適用されています。本発表では、自動車業界におけるMEMSの解析の事例を紹介します。
16:40 – 17:20
静電駆動MEMSマイクロアクチュエータの微小光学応用
東京大学
先端科学技術研究センター 教授 年吉 洋 様
Micro Electro Mechanical Systems (MEMS)とは半導体微細加工技術を応用して製作した微小な電気機械システムとその設計・製作技術の総称です。講演ではOOFELIEを使って設計した静電駆動型のMEMS光ファイバスイッチや画像ディスプレィ用スキャナ、分光器用シャッタなどを紹介します。
17:20 – 17:30 ブレイク
基調講演 (ホールAより中継)
17:30 – 18:30
スーパーコンピュータ「京」の概要と産業利用
独立行政法人理化学研究所 計算科学研究機構
コーディネーター 伊藤 聡 様
世界最高レベルの性能を誇るスーパーコンピュータ「京」の概要とその活用事例、とくに産業利用の現状について説明する。合わせて、今後の取り組みや産業利用に求められることについても触れたい。
懇親会
18:30 – 20:30
皆様の情報交換の場として是非ご参加ください。
●会場:東京コンファレンスセンター・品川 5 F ホワイエ(大ホール前)
※尚、手配の都合上、ご出欠を参加お申込時にお知らせ下さい

発表で使用されるアプリケーション/プラットフォーム

※プログラムは都合により変更となる場合がございますので予めご了承願います。
※記載された社名および商品名は各社の商標または登録商標です。

フリー体験コーナー&サポートコーナー プログラム
DAY 1
10:30 – 17:00

DAY 2
10:30 – 17:00
サポートコーナーイメージ写真
対象ソフトウェア:
FieldView、Pointwise、Gridgen、CCNV、Phoenix、TOSCA、SCULPTOR、TURBOdesign、CRUNCH CFD、OOFELIE Multiphysics、TransMagic、ICE Reporter、TurboReporter、T-REX Master、BladeMaster
弊社CAE/CFDソフトウェアの最新バージョンを実際に操作しながらご体験いただけます。また、下記体験メニューをご用意致しましたのでお気軽にお越しください。また、弊社技術スタッフが常駐しておりますので、日頃のご利用での疑問などサポートも承ります。
※会場は入退場自由です。

【体験メニュー】
・最新版FieldView14による超高速可視化体験
・Pointwise V17.1による
   - アドバンシングフロント法とT-REX機能による高品質メッシュ生成体験
   - GridgenからPointwiseへの移行体験
・最新版TURBOdesign Suite 5.2.1によるターボ機械設計体験
・SCULPTOR V3.3のOCCによる形状パラメトリックスタディの高効率化体験
・TOSCA7.3による
   - トポロジ最適化による片持ち梁の設計案導出体験
   - 形状最適化による穴開き円孔の応力低減計算体験
   - ビード最適化による板金部品の剛性向上計算体験
・TransMagicR10による3D-CADデータのリペア&変換体験
・クラウドコンピューティング設計支援ツール CCNV(Cloud Computing NaVigation system)の操作体験